最近、色々なものが進化しようとしています!
それは「自動車」であったり、「スマホ」であったり、「身近な電化製品」なんかも含めて、最新技術が開発され、今までなかったものが増えていき、便利になっています!
ゲームの世界に完全に入り込んで遊ぶ事が可能になったり、今までは「治療できなかった病気」の治療法が見つかったり・・・・。
現在では不可能と思われた事が可能になります。
それはいつでも人々が未来を思い浮かべる夢なのではないでしょうか。
ですが、未来について真剣な予測を立て、「2100年の世界はこのように変化しているだろう」と予測を立てる科学者も存在します!
ニューヨーク市立大学の物理学教授、「ミチオ・カク博士」は科学の普及活動を熱心にしている「理論物理学者」です。
「ミチオ・カク博士」は「2030年まで」「2030年~2070年」そしてそれから、「2100年まで」に実現する技術について、かなり具体的に詳細な予測を立てておられます。
なので紹介をしたいと思います!
ですが、今では「考えられない技術」もあると思いますが、2100年までは後、80年ほど。
現在から80年経過した後「もしかしたら・・・」と思うのではないでしょうか!
いったい、それはどんな世界になっているのか?
さっそく、ご覧頂きましょう!
未来の技術予測(現在~2030年の未来)
「ミチオ・カク博士」の予測では、2030年までにかなり大きな発展をするのは主に「コンピュータの大規模な生活や医療」への応用です。
「インターネットメガネ」や「コンタクトレンズ」といった「視力補助のレンズ」に直接情報を映し出すという、「バーチャル世界」で様々な体験を行う事が可能となったり、壁を「スクリーン」にして「部屋全体」をひとつの光景へと変化させたり・・・。
他には「自動操縦の無人運転車両」や、血管内を移動して治療する「ナノマシン」や「ナノカー」といった技術の実現が想定されます。
ナノマシン:0.1~100nmサイズの機械装置を意味する概念。
ナノカー:アメリカ合衆国テキサス州のライス大学でジェームス・ツアー教授の研究グループにより開発された分子。
髪の毛の太さの約2万分の1の大きさで形が車に似ている事から「ナノカー」と命名された。
その他、「身体や衣類」「バスルーム」などにほんの小さなセンサーを設定することで「健康状態」をリアルタイムに確認したり、その情報を利用して病院に行かないと自己判断が出来たり、自宅でお医者さんの診療を受ける事が可能なネットワーク、また幹細胞技術やクローンといった技術の構築によって「医学の飛躍的な進歩」を「カク博士」は予測しています!
これは研究への「投入資金都合」ではありますが、宇宙開発も「月面に常設の基地」を作っているいう可能性もあります。
分かりやすく、まとめてみると、『2030年までの技術』は革新された技術というよりは、これまで進められて来た研究の実用化がメインになると予測されます!
すでに現在、「バーチャルリアリティ技術」については「コンピュータゲーム」などを中心に発展しつつあります。
ですが「医療について」は後10年くらいで現実になることは難しい技術も多いようですし、健康状態がプライバシーとしてしっかり守らないと「死なないギリギリまでこき使う」というような職場など、「新たな個人情報の悪用」などもある可能性があります!
なのでしっかりしたセキュリティや管理する人間の倫理観など今よりさらに「情報」の扱いを洗練させないといけないと思います!
未来の技術予測(2070年の未来)
2030年から2070年の間には、今までと比較してみるとまさしくSF世界と言われるような技術が出現すると「カク博士」は予測しています!
宇宙開発は事実、火星の詳細な分析が始まって、月面基地が検察され、宇宙開発が活発化しています。
異言語で話をする相手の言葉がメガネやコンタクトに字幕として翻訳して表記される「マルチリアルタイム翻訳機」や「3Dホログラム」また「完璧に全方面から視聴できる3Dテレビ」さらには「本物の動物と同じ知能で動き回るペットロボット」など、私たちの日々の生活の細部まで高レベルな情報・AI技術が取り入れられることが考えられると予測します!
また、人間など生物の脳のシステムやメカニズムが全部解き明かされて、人工的に「脳」を作りあげる研究も為し遂げられ、遺伝子をコントロールすることによって病気の治療や老化現象を遅らせる治療や、各種ガンを根絶できないものの共存することができる域まで悪影響を減少させることが実現できるようです。
その他には生まれる前の受精卵に遺伝子操作をすることで、将来の知能や肉体機能、また思想の傾向にに及ぶまで細部まで設定することが出来る「デザイナーズチャイルド」の現実化さえも示唆されているのです。
機械技術関係では更に、コンパクトに目立たない見た目ながらインフラ維持等のさまざまな仕事を行なうロボット、「自分」という共存を把握した上で、目標を立てたり未来に関してシミレーションを行なうロボット頭脳、さらには料理人や外科医と同等な専門技術を身につけたロボット等が造られ、人間の仕事は多くの部分がロボットにより請け負われることになると予測されます。
逆に言うと、人間の仕事とは芸術や創造、更には対人コミュニケーションが中心となっています。
その中においても文学はほとんどの場合、翻訳の関係から言語数も減り、また翻訳がやりやすく難しくない文章が好まれるのではないでしょうか!
絵画等はむしろ、3Dモデル化やバーチャルリアリティ化が当たり前のようになり、難易度アップする可能性が高いと予測されます。
現在のアニメやゲームのように分業化も進むと考えられそうですし、ある程度はロボットに任せる技術も現れるのではないでしょうか。
さらに、紙でできた本や彫刻、銅像というような「実物」の芸術は、非常に高価か、あるいは変わった趣味だと思われたりしそうですね。
それらの他にも子どもは親から遺伝するのとは違って、希望の遺伝子にセッティングされて生まれてくるとするならば・・・
恋人や夫婦すらも「実物」じゃなくていいかもしれません。
「君の彼女は生身の人間なのですか?珍しいね!」
ひょっとしたら、このような会話が現実になることもあるでしょう!
未来の技術予測 機械と人間の共栄(~2100年の未来)
更に2070年から2100年までの30年間はロボットを始めとした機械と人間が、「機能的」にも「社会的」にも直結していく世界になるのではないかと考えます。
感情や思考を読み取る脳のスキャン機能が造られて心で思うだけで機械や物体を動かせるようになったり、ロボットは感情を持ったり人間を上回る能力を身につけたり、逆に人間が肉体をロボットへと変化させてしまうかもしれません。
生身の動物であっても、若いままで寿命を伸ばすことなども可能で、病に冒されても臓器だけをクローン技術などで新調するとOK、絶滅動物を化石から蘇らせる技術も可能で、その時代には既に人が住めるように改造した火星が実験場になることも考えられます。
宇宙への移動に使うのは「カーボンナノチューブ」など新素材を使ったエレベーターや、反物質を燃料に使用したロケットであったり、いっそのこと危険度の高い仕事や宇宙での作業は思考力や判断力を専用ロボットにコピーしたアバターが行なう時代になるだろうと、カク博士は「最も技術が進んだという想定」の2100年の世界で使用される技術を予測しています。
ペガサスや龍のように全く想像上の生命を新しく作るなどまだこの地点でも困難な技術ではあると考えられますが、そうであっても「現在の同じ地球」とは「想像できない世界」に進展しているのは間違いありません。
未来の技術予測(2100年予測は当たるのか?)
「100年近くも未来の予測が当たるのでしょうか?」という疑問に思う人の方が多いかもしれません。
ところが1901年、明治時代の日本で報知新聞が100年後の技術を予測した記事を出しており、現代と比較してみると現実となったものしないもの、いずれもその当時の人達が驚くようなものです。
例を挙げると「色んな国と地域の人と相手の顔を見て電話ができる。」だとか、「電車は時速80キロ以上で走り、都会では空中や地中も走る。」「馬に代わり自動車が発展し、馬は趣味で飼育するものになる。」こういった交通や通信方法に関しては多くの予想が実現できているのがうかがえます!
しかしながら「肥沃(ひよく)になる」とイメージされたサハラ砂漠はかえって「砂漠化」が進み気温を調整する機械どころではなく人々は猛暑に苦しんでいるのです。
絶滅すると予測された蚊は現在でも数え切れないほどの病気の感染源でありますし、台風もルートの予測さえもまだ完全じゃなく無力化は遠い夢と言えます。
自然を克服するということがいかに困難か、私達は100年かけて思い知ったのではないでしょうか。
それはさておき100年前の予測にこのようなものがありました。
「人智が発達し、全身が教養を身につけるため子供の教育に幼稚園はもはや必要なく男女とも大学を卒業しないと一人前とみなされない」
現実的には科学技術の発展にもそれを利用するにも、もちろんそれを支えるだけの学問の進歩が必要です。
しかしながら、教育の大切さを理解していたのは100年前の人々の方だったとも考えられるのではないでしょうか。
さて、人類は100年後・・・
この予言を「的中」させることができるくらい、賢い存在でいられますでしょうか?