人生を一緒に過ごす人というのは、この人しかいない!と思い、結婚したというのに、いずれは、夫婦の関わりが冷え切ってしまっている・・などという人も多いかも知れません。
恋愛している最中は、見えなかったものが、共に日々を過ごすうちに、見えてくるものも、言うまでもなく出てくるはずです。
子は、かすがいということで、子供が小さい間は、子供が夫婦の縁を結びつけてくれてる事もありますが、子供が一人立ちした事をきっかけとして、熟年離婚する夫婦が絶えないとのことです。
本日は、離婚する夫婦の特徴を紹介したいと思います。
裏を返せば、この特徴を回避するように意識すれば、それだけ夫婦円満の確率は高まるといえますから、ぜひとも参考にしてくださいね。
目次
離婚する夫婦の特徴①『奥さんか旦那さんがよくお酒を飲む。』
奥さんが、旦那さんと比べて、お酒を飲む夫婦については離婚率が26.8%です。
あべこべに、旦那さんが奥さんと比べて、飲むケースでの離婚率については、13.1%だそうです。
こうした場合、どちらの方が高いか低いかは、大した問題ではないのです。
注目する事は、アルコールが離婚率に深く影響を与えているということです。
ジョージア大学の研究で、44組の夫婦をお酒を飲んだグループと水を飲んだグループに分けたのです。
その状況の下で、全ての夫婦に浮気現場に遭遇したという居心地の悪い状況を想像してもらい、その状況を話をしてもらうのです。
自分自身の身に起きたわけではないですが、夫婦においては、支障が出るシーンの話をしてもらったことになります。
結論として、お酒を飲んだ夫婦達は、自らが当事者でないのにも関わらず、イラッとした態度が増えたということなのです。
アルコールというのは、正常な判断力を奪うのです。
その中でも、不安や緊張が過剰に高まりやすいとのことです。
今にも、喧嘩が始まりっぽい状況の飲酒についてはとんでもないです。
お酒は否定的な気持ちを増幅に結びつける効果もありますので、気分が沈んでいる時には回避した方が得策です。
双方ともに、お酒は嗜むという夫婦であるほど、破局率が低いとされるデータもあるのです。
離婚する夫婦の特徴②『夫が妻の話を聞かない。』
40~50代の主婦500人対象のアンケートによると「ご主人のなにが不満だと思いますか」といった質問に関しては、何より多かった回答が「人の話を聞いてない」44.4%であったということです。
現実的に、男性と女性においては、1日に使う言葉の量が違うはずです。
女性は1日において、男性よりたくさんの言葉を使う事ができるのです。
ですが、女性は家事や育児に追われるあまり、なかなか、日中に喋る事ができないのです。
喋りたいとされる欲求が高まっていくのです。
一方で、男性は女性に比べた場合、1日に使う言葉の量がかなり、少ないのにも関わらず、仕事で言葉の残弾を大半、使いはたしている状態なのです。
具体的に言うと、言葉がほとんど弾切れ状態にある旦那さんが家に帰った際に、奥さんは言葉の機関銃を用意して帰りを迎えるのと一緒です。
そうだとしても、喋りたい事を我慢しろと言うつもりはないのです。
効率的な解決案というのは、男性をちょっと、一人にしてあげた方がいいでしょう。
一人でお酒を飲むとか、テレビを観るといった時間を30分~1時間作ってあげてはいかがでしょうか。
そうすることで、少し弾を補充させてあげてから、夫婦で談笑する時間を設けるべきです。
そうすることにより、夫婦関係も良好となるのではないかと思われます。
離婚する夫婦の特徴③『デートのパターン化』
行ったことがない場所に足を運んでみる、普段であれば、断固として見ないジャンルの映画を二人で観たり、新しい活動に挑んでみるという体験を積み重ねている夫婦は、和んでホッとするようなデートをしている夫婦よりも、関係性が良くなる事が分かっているのです。
新鮮な体験の積み重ねというのは、離婚率の減少にも結びつきます。
もとより、マンネリそのものは、配偶者に関する飽きじゃなく、パターン化している習慣に関する飽きだとされます。
同一の、スポットで同じ事をして同じものばっかり食べていたら、飽きが来るというのは当然です。
進化心理学に捉えれば、私達は刻一刻と変わってしまう環境に即応できる、高い適応能力を持った相手を求めているのです。
パターン化した行動ばかりの相手に魅力を感じづらいというのは、生物的に適応能力が低いと見ているためかもしれません。
アイデアの尽きない人であったり、独創的な人というのは、魅力的に感じます。
これも生物としての生存能力の高さに結びつくからだといえます。
独創性の高い人というのは、様々な解決策を講じられる問題解決能力の高い人だとも考えられます。
こういった点から考えても、夫婦で何か新しい事にチャレンジするというのは、すごくいい事なのかもしれない。
離婚する夫婦の特徴④『新婚ホヤホヤでイチャイチャやりすぎる。』
テキサス大学が実施した168組の夫婦を13年間追跡した調査によると、離婚する夫婦は、そうじゃない夫婦と比較すると、付き合いや新婚の頃に「イチャイチャ」がすごく多かった事がわかっています。
研究の結果として、新婚の頃に、イチャイチャやり過ぎた夫婦は、結婚した後から7年後の離婚する確率が高くなっていたのです。
もう一方では、イチャイチャする時間であったり、頻度が1/3くらいの夫婦は、7年後も良好な関係を構成している可能性が高かったということになります。
その明確になっている理由は確かではないのですが、「恋愛の最初の頃に熱量が過多になると、双方ともにそれが冷めてきた時、一瞬のうちに冷めたように思えて失望してしまうかもしれない」と研究者は述べています。
離婚する夫婦の特徴⑤『旦那さんの通勤時間が長い。』
2011年スウェーデンでありました論文においては、旦那さんの通勤時間が45分を超過すると、その夫婦の離婚率については、40%も上昇する事が分かっているのです。
これ以外の研究においても、共通した結果が出ていて、一例として、ギャラップ社の調査においては、通勤に90分以上掛かる人については、人生に向けての満足感が低い傾向があると分かっています。
カリフォルニア州立大学も、通勤時間が長くなればなるほど、体重が増えやすくなるというような論文を出しています。
肥満というのは、いろいろな病気の温床になってしまい、意欲を下げる原因にもなっていきます。
配偶者が太ると、自分自身も体重が増えやすくなることが分かっているため、旦那さんの肥満については、奥さんにとりましても根が深い問題だと言えます。
どうにもならない事情もあると思うのですが、できることならば、就職先は近場にするか、職場の近くに住む方がいいでしょう。