AT車にマニュアルモードが付いている理由‼

AT車のマニュアルモード

AT車というのは、文字通り、ギヤチェンジを自動的に行なって、ドライバーはギアの選択に気を取られることなく、運転を楽しめるようになっています。

けれども、シフトレバーシーケンシャル操作もしくは、パドルシフトAT車の多くで採用されているというのはどうしてなのでしょうか?

そういうわけで、本日は、AT車にマニュアルモードが付いている理由に関し紹介したいと思います。
 

AT車は最適の走りを選定している

 
AT車機構としては、複数の種類があるのです。

元祖オートマとされている、遊星歯車トルクコンバーターを使ってのステップAT変速比を無段階に変化させることができてしまう方式で、2つのプーリーをベルトで結んで、プーリー径を変える仕組みのCVT、その他にもドイツ、メインとして欧米で採用の多いDCTという方式もあるのです。

機構の違いがあるかもしれませんが、最適な走行を確保することに必要なポジションを自ら判断しているというのが、AT車の特徴になります。

ですがAT車においても、マニュアルモードが装備され、自動で切り替わるシフトを運転者に委ねようとされる動きもあるのです。

前後にギヤチェンジするシーケンシャル操作であったり、ハンドルを握ったままギヤチェンジが可能なパドルシフトを装備しているAT車も多くなって、ここ最近、スポーツカーにとどまらず、軽自動車等でもマニュアルモードが装備されるようになったのです。
 

エンジンブレーキ

 
AT車においては、マニュアルモードが付いている理由の中の一つに、どのような状況であっても、合った一番最適なギアいつも選択が望めるまでには至っていない、とされる技術的を満たせない事情もあるのでしょう。

具体的に言えば、山道みたいに下り坂が長く続く際には、アクセルから足を離しても、ギアは上がりグングン加速してしまうのです。

減速しようとしても、フットブレーキを踏み続けていては、ブレーキのパーツ過熱して効きが悪くなり危険となります。

その状況で必要不可欠なのがエンジンブレーキです。

アクセルを踏んでいない状態のエンジンに掛かる抵抗を減速するのにブレーキとして利用していることから、強いエンジンブレーキの効果を得るなら、ギアのポイントが低いのほうが有利になります。

AT車においては、車種それぞれによって、「L」、「S」、「B」といったポジションがあって、エンジンブレーキを掛けたい時に利用されますが、マニュアルモードがあるのであれば、一層よいシーンで強く利用する事ができるのです。
 

コーナーリング

 
ワインディングロード等を、上手に走るためには、エンジンブレーキを効率よく使うだけではなく、コーナーでアクセルをリズミカルにコントロールするテクニックが要されます。

そんな時にも、マニュアルモードについてはオススメです。

AT車の場合では、コーナーリング中ギアが自動的にUPしてしまって、思いのままの加速がまったくできないのです。

マニュアルモードシフトを固定しておくことで、コーナー進入においては、エンジンブレーキでの、減速が出来て、立ち上がりの際は、意のままの加速に繋げる事も可能になります。

長い下り坂ATの制御のみで、ストレスを感じずに、運転させるためには、カーナビに、道路のアップダウン等の状況を詳細に把握させて、加えて、走っている車の位置情報の精密度を上げることが不可欠です。

将来的に技術の進歩から、車任せで走れる時代が来るかもしれないですね。
 

スポーツドライビング

 
マニュアルモードというのは、どちらにしても、スポーツドライビングの気分を味わえるというのが魅力的ですよね。

本来は、パドルシフトというのは、ラリーであったり、レースに使われる、レーシングカーで使うために登場したものです。

AT車にもかかわらず、モータースポーツの感覚に浸れるというのも、マニュアルモードの魅力ということですね。
 
 
 
クラッチシフトの変更がうまく嵌った時の爽快感こそ、スポーツドライビングなればこそとはいえ、マニュアル車でないと堪能できないのかも知れません。

ですが、AT車のみが実感できるスポーツドライビングもまたもや、捨て難いものがあるのではないでしょうか。