「宇宙に関し、あれこれ考えていると、スケールがデカすぎて眠りに入れなくなる!」とされる人もいらっしゃることと思います。
宇宙の謎に満ちていて、その謎を調べてみれば、より一層、謎が増え、ドツボにハマってしまうことも少なくないのではないでしょうか?
ですので本日は、皆さんをもっと睡眠不足にするほどの..宇宙の謎を5選、紹介させて頂きます。
宇宙と脳細胞は構造が似ている
宇宙の銀河と銀河のネットワークを「コズミックウェブ」と言うのですが、そのモデルをコンピュータで描くと、何かしらの構造に似ているのです。
それについては、人間の脳細胞になります。
「え、どういう事?」と思った人もいらっしゃることでしょう。
これには、色々な理由が考えられるのです。
さしあたって、考えれれることが、いろんなものに、物理の法則が関わっているため。
宇宙の全体のものが、物理の法則により成り立ちます。
それについては、私たちの身の回りの物や、私たち自身も同様なのです。
そういう理由から、似たような構造のものがあったとしても、おかしくはないのです。
ちなみに、コンピューターのネットワークも、似たような構造をしているとのことです。
都市伝説好きな人の中においては、「宇宙は誰かの脳ではないだろうか」という説を展開している人もいるのです。
実際SF小説でも、昔からこういう話は存在します。
謎がほとんどな宇宙ではありますが、人間の脳も謎が多い事で有名です。
この説が間違いないなら、この宇宙は誰の脳の中なんでしょうか?
考えれば寝れなくなってしまいますよね。
宇宙はたくさんある
最近では、専門家の中で、宇宙は一つではないのでは?とされる説が語られるようになったのです。
これを「マルチバース」と言うのです。
専門家の中に、宇宙の数については..10の200乗あるいは10の500乗あると指摘する人もいるのだそうです。
このマルチバースにおいては、色々な仮説が伴い、その中には「多世界解釈」というのがあります。
これについては、シンプルに言うと「パラレルワールドが数多く存在している」という意味です。
「え、それは、SFの話なのでは?」とイメージした人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、これは量子力学においての、解釈と考えられるもので、まぎれもなく科学的な見解になります。
マルチバースの仮設というのは、すべて証明されてはおりません。
ですが、見通しとしては、解き明かせられるようになるのではないかとの事。
「パラレルワールドに存在する自分は何をしているのでしょうか?」等と想像すると、何だか怖いようなワクワクするような感じがしますね。
専門家の予想を覆す星
星については、老齢樹となると、赤く大きく光る「赤色巨星」となるのです。
地球の約3700万光年果てにある星「おおいぬ座VY」もその一つになります。
現在では、この星については、質量が太陽の25倍、半径は1400倍以上あると思われます。
はくちょう座1489星に次ぎ2番目に大きいといわれています。
一般的に言うと、こういう老齢期の星というのは、活発な磁気活動は行なわれていないと考えられていたのです。
ですが、日本の研究グループが観測した結果として、おおいぬ座VYの磁気活動が活発となっているのがわかりました。
この結果というのは、現在まで考えらえれていた理論を覆すことなのです。
これからも研究を進めることから、星の進化の過程がより一層、詳細に分かってくるかも知れないのです。
宇宙の、色々な理論については、「こうであろう」と予想されているものの、解き明かされていないものがいっぱいあります。
将来的にも観測技術の進歩などによって、「予想と違った」というのが次から次へと出てくるかもしれないですね。
宇宙で圧倒的に明るい銀河
何年か前、NASAが太陽の300兆倍くらいの明るさがある銀河..「W2246-0526」を発見され、話題でありました。
太陽の300兆倍というのは、すごすぎて想像ができないでしょうが・・・。
どのような銀河であるのか気になってしまいますよね?
今回、発見した銀河というのは、地球から125億光年の位置にあるのです。
地球が含んでいる銀河と比べて、大きさは小さいものの、放つエネルギーというのは1万倍以上となります。
そして、太陽の300兆倍の赤外線が発生しているとのことです。
その銀河の中心にについては、スケールの大きいブラックホールが存在すると予想されているのです。
そのうえで、今まさしく、このブラックホールに3つの銀河が飲み込まれようとしているそうです。
このスケールの大きいブラックホールについては、13億年くらいで成長したと想定されます。
ですが、現在に至るまでの理論については、13億年で、この大きさまで成長する事は考えづらいのだそうです。
宇宙においての、色々な仮説に、一石を投じることになってしまいます。
専門家の間でも、この謎を解き明かそうと、色々な仮説を打ち立てていますが、謎は深まるほかないのです。
謎の電波
何年か前に発見された「高速電波バースト」とされる天体現象。
このことは、極めて短い継続時間の電磁パルスが、一日数千回ももたらされているといったものでした。
観測では、この光というのは、50億光年彼方から発せられているとのことです。
この高速電波バーストの正体というのは、果たして何なんでしょうか?
このことは、これからも観測をやり続けなければ結論は出ません。
ですが、観測すればする程、謎は深まっているとのことです。
ハーバード大学の研究者については、「巨大宇宙船のエンジンにおいての電磁波では?」といった仮説を打ち立てているとの事です。
「宇宙人からのメッセージということもあり得ます。」と予想する専門家もいるそうです。
またありふれた天体現象だとしましても、宇宙の謎解明のアシストとなる事は間違いないみたいですね。
どちらにせよ、ロマンのある話ですよね。
宇宙は知れば知るほど、謎に覆われ、さらには謎はより一層、増えています。
そのことから、私たちは宇宙に心を奪われ続けるのではないでしょうか。
将来においてこういう謎が解き明かされる日は来るのでしょうか?
皆さんも眠れない夜においては、宇宙の謎につきまして自らの仮設を立ててみてはどうでしょうか?