クエーサーの謎とは!?

クエーサー

宇宙においては、膨大な銀河がありますけど、それらの中に明るく光り輝く「クエーサー」と言われるものが存在します。

このクエーサーというのは、宇宙誕生より、すぐに出来たものと考えられ、宇宙の謎を解き明かすのに役立つのではないかと期待をよせられているのです。

本日はそういったNASAも注目する「クエーサー」の謎を紹介させて頂きます!
 

クエーサ―とは?

 
クエーサ―というのは、50億光年から130億光年において、非常に多く見つかっていて、宇宙の歴史の極めて初期にのみ存在した天体だと考えられます。

クエーサ―というのは、太陽系くらいの極めて小さな領域ではありますが、銀河系の数百倍程度のエネルギーを放出し、見かけは恒星になります。

このことより、「準恒星状天体」なんていうように、言われる事もあります。

発見された当初については、どうして、こうした小さな領域から膨大なエネルギーが放たれているのか分からず、「宇宙で最も大きな謎の天体」と言われていた事もあります。

それ以降の研究で、クエーサーというのは、活動の激しい銀河であるということがわかりました。

それから、その数については、銀河全体の100万分の1個程しかない事も、分かっています。

最近では、クエーサ―を調べることによって、宇宙の初期の様子が認識できるのではないかと、期待が寄せられているのです。
 

太陽の2兆倍

 
アメリカのバージニア工科大学の研究チームについては、2012年クエーサーのエネルギー放出を検知することに成功したのです。

この時のエネルギーの大きさに関しては、驚くことに、太陽の2兆倍、質量については400倍もあったと言われています。

現在に至るまでも、クエーサーの放出エネルギーについては、観測されていたのですが、これほど大きなものは初めてだったとのことです。

これについたは、宇宙誕生の仕組みを解き明かすために、重要な証拠になると考えられているそうです。

それではクエーサーというのは、どういうわけで、これだけたくさん大きなエネルギーを放つことができるのでしょうか?
 

クエーサーのエネルギー放出の謎

 
クエーサ―がどういうわけで、それだけ大きなエネルギーを放つことができるのか、長い期間謎だったのです。

これに伴い、地球からの距離に誤りがあるのではないか?などと言われる専門家もいたとのことです。

ですが、現代においては、クエーサーから放たれるエネルギーの源というのは、クエーサ―の中心に存在する巨大なブラックホールなのではないか?と言うのです。

初期段階の宇宙においては、銀河がすごく、込み合っていて、銀河同士の衝突が幾度となく、起こっていたのです。

このことから、ブラックホール物凄い量のガスや塵が吸い込まれました。

この時、ガスブラックホールの周囲を高速で回転して、降着円盤と言われるものができるのです。

高速で回転する事によって、摩擦で高温となって、高いエネルギーを放つというようになると、考えられます。

一般的には、距離というのは、遠い程、天体は暗くなると考えられます。

ですが、クエーサーは遠い場所に存在するにも関係なしに、非常に明るく観測することができることから、宇宙の謎の解明を促しているのです。
 

四つ子のクエーサーの謎

 
クエーサ―というのは、銀河全体の100万分の1個とかなり珍しい天体になります。

このクエーサーというのは、原則、バラバラにあるのです。

クエーサ―同士平均距離については、1億光年程になります。

ですが、2015年に発見されたのは、驚くことに、4個のクエーサーが65万光年とされる、すごく近距離に並んでいたとのことです。

この確率というのは、1000万分の1くらいになるのです。

認識しにくいと思われますが、じゃんけんで言い換えるなら・・・15人とじゃんけんをして全て勝つ確率と遜色ないのだそうです。

じゃんけんで言い換えるならと一見すると、簡単そうではありますが、実際してみると無謀な数字であることがうかがえます。

専門家が驚いたことは、それのみではないのです。

このようなクエーサーというのは、恒星1000億個分とされる、途轍もない質量の、冷たい水素ガスで、出来た大きな星雲の中にあったとの事です。

この星雲の存在も通常であれば考えられないとの事です。

こうした珍しい現象がもたらされる事は、ものすごく幸運だったか、そうじゃないとすれば、理論そのものが誤っているのかのどっちかだと、今回の発見をした専門家の一人については言っています。

今回の発見については、クエーサーにおいての、今までの予測を覆すものとなることもあり得ます。
 
 
 
宇宙の謎を解き明かす、カギを握るクエーサー。

ですが、クエーサーそのものの謎も依然として、解き明かされていないのです。

宇宙論の多くは、シミュレーションから弾き出されたものになります。

ですが、観測技術の発展によって、シミュレーション現実の上での観測に相違が生まれるケースも出てくるようです。

近年では、ブラックホールの観測に成功したとされるニュースが、大きな話題なったと思います。

将来的にも、観測技術が発展する事を踏まえて、現在に至るまで語られていた宇宙論が、くつがえるということが起こるかも知れませんね。