宇宙船『太陽帆』(ソーラーセイル)を紹介します!

『太陽帆』(ソーラーセイル)

皆さんは、「宇宙船」と言えば、どういうものをイメージするでしょうか?

ロケットのような形のものを想像する人も、多いかもしれないですね。

ですが、現在、ヨットに似たシステムで、前進する宇宙船の開発が行なわれているのだそうです。

更に、その技術というのは、日本が世界を先導しているのだそうです。

本日は、そのような、ヨットがかった宇宙船、太陽帆(ソーラーセイル)に関して紹介しようと思います。
 

太陽帆(ソーラーセイル)というのは?

 
太陽帆(ソーラーセイル)というのは、宇宙船に取り付けられた、極めて薄い帆に太陽の光を受けることによって、動く宇宙船になります。

その仕組みについては、帆に風を受ける事によって、動くヨットと似ていて、宇宙ヨットと言われている事もあるのです。

太陽帆(ソーラーセイル)が期待されているというのは、燃料がなくても動くところです。

燃料がなくても動くというのは、嘘のような夢のような話ですよね。

ですが、この太陽帆(ソーラーセイル)嘘でも夢でもなく、現実的に設計されたものになります。

2010年においては、「イカロス」と称された太陽帆(ソーラーセイル)がリアルに打ち上げられたのです。

それ以降も色々な太陽帆(ソーラーセイル)が打ち上げられているのです。
 

太陽帆のスピードについては?

 
太陽帆(ソーラーセイル)薄い帆を宇宙で広げて、そこのところに、太陽の光を受けることによって加速するのです。

それでは、どれだけの速度が出るというのでしょうか?

宇宙空間においては、遮断するものがないことから、太陽帆(ソーラーセイル)というのは、太陽光が存在する限りより一層加速を続けるのです。

具体的に言うと、現在打ち上げられている太陽帆(ソーラーセイル)「ニアスカウト」においては、秒速28.6キロに至るまで加速されるのだそうです。

この加速というのは、時間と並行して強まっていき、一般のロケットより遥かに、高速になるとのことです。

燃料不必要だというのに速度も出るなんて、いわば、SFの世界の乗り物みたいですね。
 

世界初の太陽帆(ソーラーセイル)宇宙帆船「イカロス」

 
全世界で初めて、宇宙に発射された、太陽帆(ソーラーセイル)がイカロスになります。

実のところ、この太陽帆(ソーラーセイル)のイカロス日本が作ったものになります。

太陽帆(ソーラーセイル)のアイディアそのものは、ずっと昔からあったのですが、不本意ながら、成し遂げるだけの技術がなかったのです。

ですが、最近の科学技術の発展によって、実現化に、こぎつけられたといえます。

イカロスの帆というのは、一辺の長さが14mの大きさで、厚さはごくごく僅か0.0075㎜に過ぎない、ポリイミド樹脂で出来ています。

頭髪の細さが0.1㎜くらいとなっており、どの程度、薄いということが、うかがえますよね。

その帆においては、薄膜太陽電池と、姿勢制御デバイス理学観測用センサーが装備されているのです。

そしてこのようなシステムが、現実の上で宇宙で機能するかどうなのかを、2010年のミッションによって、実証したわけです。
 

宇宙船『太陽帆』(ソーラーセイル)のイカロスは、4つのミッションを無事成功させる

 
宇宙船『太陽帆」(ソーラーセイル)のイカロス課されたミッションは4つあったそうです。

1つ目宇宙空間で大きな帆を広げる事。

外国の太陽帆(ソーラーセイル)というのは、支柱を用いて帆を広げる方式を取り入れていたのですが、それは帆の大きさが大きくなるほどマストの重さが増える事がデメリットだったのです。

ですが、日本が作った機体の遠心力を使って帆を広げる方式だと、そのようなデメリットが解消されるのです。

2つ目薄膜太陽電池宇宙であっても、機能するかどうかを確認することです。

3つ目太陽帆(ソーラーセイル)で加速可能なのかを確かめることになります。

4つ目太陽帆(ソーラーセイル)によって、確約された航路を進むことが可能なのかを確認することです。

そうして、イカロスは文句なしに、4つのミッションを完璧に成功したのです。

これらについては、世界初の快挙となって、ギネスブックにも認定されているのです。

日本人として胸を張れますよね。
 

太陽帆(ソーラーセイル)イカロス、現在はどこへ?

 
太陽帆(ソーラーセイル)イカロスは現在どこにいるのかは、算出されて明らかになっているにも関わらず、通信機器等が100%止まっていることから、地上とは連絡が取れない状態にあります。

ミッションパーフェクトに達成させたことにより、プロジェクトも解散しているのです。

ですが、太陽帆(ソーラー)イカロスについては太陽光発電する機能があることから、太陽光を十分に受けることができる位置に来た時には、再度、有効活用するだろうと、研究者陣は検討をしているとのことです。

その時の太陽帆(ソーラーセイル)イカロスにおいては、どんな使命を与えられるというのでしょうか?

ワクワクしますよね。
 
 
 
SFのような宇宙船『太陽帆』(ソーラーセイル)。

その技術を日本がリードしていたとは、凄く、驚異的ですね。

この科学技術がより一層、進化することにより、自由に宇宙旅行を楽しめる日を迎えることも、夢ではないのかもしれないですね。

将来的にも、太陽帆(ソーラーセイル)の発展に意識を集中させていこうと思います。