人の悪口を言ってはオモシロがっている・・・、そういう人、あなたの周辺にはいたりしませんか?
おちょくるくらいの、悪口だとすれば、笑える要素もあるのですが、まれに、度を越した、悪口を気にせず言う人もいたりします。
どういうわけで人は、悪口を言ってしまうのか?
それから、悪口を言い続ける人というのは、最終的にはどのようになっちゃうのか・・・本日は悪口を言う人の心理と、その末路というのを紹介したいと思います。
悪口を言う人ってどんな人?
どういうわけで人は、悪口なんか言ってしまうのでしょうか?
では少し、頭に思い浮かべてみましょう。
今日現在、あなた自身が、精神的にも肉体的にも、すごく満たされている状態だとします。
健康状態は良好だし、良い出来事が、絶え間なく起こって、すごく幸せ・・・こういう時というのは、他人に親切になることができたり、ちょっとくらい嫌な事があったとしても、腹を立てずに跳ね除けてしまうとか・・・、心にゆとりがあるとは感じませんか?
一方で、何をやっても上手くいかない絶不調であれば、心に余裕がなくて、ついうっかり誰かに当たってしまうとか、悪口や憎まれ口を叩いてしまうとか・・・。
このように、悪口を言う人というのは、何らかの問題あるいは、不満を抱える状態にあるのです。
あるいは、自身に自信が無い人であればある程、他人の悪口を言う傾向があるようです。
悪口を言う人①『実は寂しがり屋。』
悪口ばかり言う人というのは、実のところ、寂しがり屋さんが多いと言われています。
なんだか、予想と異なる感じもするのですが・・・。
寂しがり屋さんが悪口を言う背景にあるのは、誰かの悪口を言うことで、その人を敵にして、周囲と一致協力するためなんだそうです。
皆で1人の悪口を言うなどと、集団いじめに近いですよね。
いじめというのは、いじめている側は予想以上に、団結力が強力になっていたりします。
その一体感が、「自分は1人であるはずがない」みたいな安心感になってくるのではないでしょうか・・・?
無論のこと、いじめはダメですけどね。
悪口を言う人②『自分を強く見せるため。』
悪口を言う人というのは、怖い感じがしませんか?
だけど、実のところ、そう言う人であればあるほど、自身にコンプエックスを抱えていたりするようですよ。
自身のコンプレックスを誰にも知られたくない・・・、そのような意識が、あえて悪口を言うとのことです。
悪口を言うことで、自分を強く、怖く見せることによって、コンプレックスを隠そうとするようですね。
自らの悪い部分も含めて、あからさまにできないことから、悪口を言って弱い所を隠そうとしている・・・。
本人からすれば、丁度いい自己防衛であるのかも知れませんが、悪口を言われた方からすれば納得できない理由になりますね。
悪口を言う人③『負けず嫌い。』
負けず嫌いな人であるほど、人の悪口を言う傾向にあるのだそうです。
負けず嫌いというのは、自分じゃない人がブレークしたり、大きな好結果を得たり、評価される事が嫌なのです。
そんな理由から、自分と比べて、評判の良い人を見ると、何が何でも、その人の欠点を探し出し、悪口を言ってオーバーに広めようとしたりしてしまうというわけです。
ひょっとすると、皆さんの近くにも、高い評価を得ている人や近ごろ活躍している人の悪口ばかり言う、そのような人がいるかもしれないですね。
自分の負けを認めることができず、悪口を言うことによって、優勢になろうとする・・・何となくやるせないですよね。
悪口を言う人④『悪口をやめないとどうなる・・・?』
悪口を言う事は悪いことですが、悪口を言う人の感情においては、賛同できる所もあったのではないかと思います・・・。
ですが、継続して悪口ばかり言っていると、それほど良いことなどないとのことです。
悪口をやめなければ、周囲の信頼を失くしてしまいますし、人が段々と離れていってしまうのです。
寂しくて悪口を言った人としては、最悪の結末なってしまいますよね。
その時は悪口で盛り上がって、団結力があったにせよ、こういうのって一過性の状態に過ぎません。
どれだけ悪口で過熱しても、いずれ罪悪感が生じていきますからね。
いずれにせよ「もうこのような悪口はやめよう」という雰囲気となって、団結していたメンバーも自然消滅します。
いつの間にか、かえって、自分が悪者扱いされていて、孤立した立場に追いやられてしまうことだって有り得ます。
「自身のやったことが、そっくりそのまま返ってくる」などと言いますが、悪口もまさしくその通りになります。
人の悪口を言うことは、いつか自分も悪口を言われる立場になってしまうのです。
悪口を言う人というのは、寂しいあるいは、負けたくない等、さまざまに複雑な感情が絡んでいるということですね。
だったとしても、悪口は他人事ではないと言えます。
自分自身も、イライラさせられたとしたら、ついうっかり、悪口を言ってしまうことだってあるかもしれません。
仮に悪口を言ってしまった時、後から謝ったり、認識違いを解く努力を心がけたいと思います。