いつものことながら、お金が貯まらずに、無駄遣いを悔やんでしまう皆さんにお薦めできる「貯金法」があります。
この方法を使うことにより、イヤでもお金が貯まるという生活をする事ができるはずです。
例えば、この方法を使わずにこれまでのように、精神論と気合あるいは、根性のみで「お金を貯めよう」と意気込んでいたところで、100パーセントお金は貯まりません。
明日より、ダイエットする決断した、その日に最後のご褒美ということで、スイーツを摂ってしまう心境と同じになります。
「来月の給料から貯金をしよう」というのでは遅いのです。
本日は、この瞬間から貯金スタートして、しっかり、誰であっても、貯金が貯まる方法を紹介したいと思います。
お金が貯まる環境を強制的につくる
現在に至るまで、自身が貯金をができなかったというのは、様々な理由があるだろうと思います。
それを、自身の忍耐力がない理由にしたり、持続力がないせいにしていないでしょうか?
仮に、そういうことなら、その考えは間違いになります。
原則的には、決意であったり、そのような精神的な規準で「お金」を貯めようとしたところで、貯まりません。
お金を貯めるということなら、「貯まる状況」を強制的に作る方が手っとり早いと考えられます。
貯まる状況を強制的に作るというのは、ダイエットに例をあげると、家に冷蔵庫をおかずに、1日の食事については、規定の分量のみ、買ってきてそれのみを食べます。
冷蔵庫がないので、あまる事も出来ないですし、昨日の残りや、オヤツを保存するのも出来ないことから、間食もできなくなるというものになります。
これと一緒のような事を「お金」に関してもしていきます。
具体的な方法をステップにまとめる事とします。
まず、「銀行口座を4つ用意してください。」
STEP1:月ごとの収入と支出を全部書きだす。
現時点での、家計の収入を全部、書き出します。
あわせて、支出においても全部、詳細に書き出して下さい。
STEP2:貯金したい金額
次に、1カ月ごとに、貯金したい金額を書き出してみて下さい。
基本にあるのは、貯金可能な金額を書くというのではなく、将来、貯めたい金額より逆算して、現在、この程度、貯金することが出来たら、良いのにとされる金額を書く事がカギになります。
収入の倍を貯金したい等、そのような目標とは違い、貯金の目的から、逆算した必要貯金額を書き出すということなのです。
2年後に200万円の車を購入したいと思うなら、今後、毎月どれくらい貯める必要が生じるのか?という意識が重要になります。
STEP3:支出を4つの項目に分割する
その次は、月ごとの支出を大きく、1/4に分類していきましょう。
- 生活費(住居費、食費、光熱費含む)
- 社会的費用(学費、交際費、保険、冠婚葬祭)
- 遊びのお金(衣服、旅行、外食等)
- 貯金したい金額
これらの、4つの項目に分類して、この4つの事を行なうために、要されるお金を明確にして、その金額を4つの銀行口座に分割していくのです。
わかりやすく言うと、この段階で行うことは、4つの支出項目についての、月ごとの金額を分割していくことになるのです。
収入が25万円で、毎月3万円を貯金したいというのなら、逆算した残金をこれから挙げるように、分割していきましょう。
- 15万円
- 5万円
- 2万円
- 3万円
とされるパターンになります。
基本にあるのは、月毎に貯金したい金額を明確にして、残金を①から③に充当していくということなのです。
④の貯金を増やしたい場合、③を少し減額するとか、引越しすることで家賃を下げたり、②の保険を見直したり、詳細な家計の見直し要素が判明してくるのも良いところです。
STEP4:毎月、①から③を行う。
ここでいう①から③までというのは、①生活費(住居費、食費、光熱費含む)②社会的費用(学費、交際費、保険、冠婚葬祭)③遊びのお金(衣服、旅行、外食等)になります。
このような作業をした後は、月毎の収入、が入ったら、その収入を4つの口座に要求される金額分を預金していきます。
そうしてから、その金額以内で生活をするようにしていくのです。
基本的には、月々一緒の金額内で生活できることが理想なのですが、光熱費については、夏と冬でも変わると思いますし、家族の行事あるいはイベントもありますから、とにかく毎月収入が入ると併せて自身で使いそうな金額を見極めて4分割をしていくことがコツになります。
こういったふうに、銀行口座に収入を生活費別に割り、振り分けてしまう事で、貯金したいお金については、手をつけずに、問答無用に毎月、目的の貯金が行えるようになるのです。
そうすると、無駄遣いも減少され、必要な物をのみを、買う習慣も身に付いてきます。
一刻も早く、銀行に4つの口座を作って、収入を4分割して、目標の貯金を貯めることに必要な生活をはじめてみましょう。