太陽系第『九惑星』冥王星ではなくプラネット・ナイン?!

太陽系第『九惑星』冥王星ではなくプラネット・ナイン?!

一昔前、太陽系の第九惑星に、冥王星が入っていたという事を、記憶している方というのは多くおられるのではないでしょうか?

ですが、知らない間に、冥王星は太陽系の惑星から除外されてしまったのです。

その事から、10数年の時が経過し、冥王星の外側に、地球の10倍という質量を有する惑星の存在が示唆されました。

この惑星の正体というのは、何なんでしょうか?

あるいは、これが太陽系の第9惑星となってしまうのでしょうか?
 

太陽系の惑星は9つだった。

 
かつては太陽系の惑星であれば、冥王星を入れて、九つとされていたのです。

ですが、観測技術の発達によって、冥王星の周りには、冥王星みたいな惑星が1000個以上もある事がわかったのです。

そういう理由から、天文学者内において、「冥王星というのは本当に惑星なんだろうか?」とされる疑問が持ち上がったというのです。

そのため、天文学者らは、明瞭に惑星の定義を決めることにしたのです。

そして決められた定義というのが、①『太陽の周囲を公転している。』②『十分な重さがあって、重力により丸くなっている』③『その軌道周辺の天体の中で、圧倒的な差の大きさを持ち、一緒の大きさの天体がない。』というものだったのです。

冥王星に関しては、この中で、3つ目の定義に当てはまらなかったことから、2006年に太陽系から除外された上で、準惑星に降格したのです。
 

プラネット・ナインというのは?

 
2006年冥王星準惑星に格下げされてからずっと、太陽系の惑星に関して8つとなりました。

ですが、2014年に、9番目の太陽系の惑星かもしれない天体が、太陽系外縁にある可能性が示唆されました。

これを「プラネット・ナイン」と言います。

それから2016年米カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン教授コンスタンチン・バトゥイギン助教授の研究によって、プラネット・ナインがある証拠が発見されました。

それによりますと、プラネット・ナインというのは、天王星と同じくアンモニアメタンによりできた氷の塊で構成されていて、その周囲を分厚い大気が覆っているとのことです。

その質量に関しては、地球の約10倍、冥王星の約5000倍もあるとのことです。

太陽からの距離については、太陽から一番遠い惑星、海王星の約20倍もあり、公転周期については、1万年~2万年も掛かると言われています。
 

プラネット・ナインが存在する証拠とは?

 
であれば、プラネット・ナインが存在する証拠というのは、実際はどのようなものなのでしょうか?

マイケル・ブラウン教授コンスタンチン・バトゥイギン助教授については、太陽系外縁領域に存在する幾つかの天体の軌道が、別の天体の軌道とは違う点に目を向け、その理由を「太陽系外縁に存在する、大きな惑星の重力が起因しているからだ」と想定しました。

そのうえで、研究を重ねた結果、未知の惑星がないとすれば、このような軌道となる確率は0.1%になりますが、未知の惑星があると仮定して計算をすると、このような軌道を導くことを可能にすると結論づけました。

プラネット・ナインがある確率というのは90%以上と考えられていますが、肝要のプラネット・ナインの姿については、依然として観測されていないのです。
 

プラネットナインが発見されるのは1000年後!?

 
プラネット・ナインが全然、観測されないというのは、プラネット・ナイン太陽から遠く離れたエリアに存在しているからだと言われているようです。

プラネット・ナインについては、地球の2~4倍くらいの大きさだと想定されます。

大きさに関しては、十分にも関わらず、太陽から遠いことから、太陽光の反射が僅かで、外見上の明るさについては、海王星の16万分の1程度しかないとされています。

それにより、その姿を認識することが簡単じゃないようなのです。

これとは別に、プラネット・ナインが存在するとされる方向においては、天の川銀河があります。

みなさんも、知っているように、天の川銀河というのは、条件さえ整うことで、肉眼でも見ることが出来るくらい明るいものになります。

これに伴い、仮にプラネット・ナインが存在したとしても、天の川銀河の明るさに、かき消されてしまうとのことです。

そういう理由から、プラネット・ナインの姿を認識するには、天の川銀河プラネット・ナイン位置関係の変化が絶対条件となってきます。

専門家においては、天の川銀河との位置関係が変化してしまって、プラネット・ナインの姿を認識する事が出来るまで、後、1000年以上要されるとのことです。
 

新たなる天体の発見

 
2018年にプラネット・ナインの存在を確証する新たなる天体が発見されました。

この惑星については、太陽の周りを4万年費やして公転する準惑星で、2015TG387(愛称ゴブリン)と言います。

ゴブリンについては、直径、約290キロの球体と推察されています。

現在では、太陽から約80天文単位の距離に位置していて、この距離に関しては、太陽から冥王星までの距離の約2倍になります。

この天体も軌道がもの凄く偏っていて、プラネット・ナインがある証拠に違いないと専門家は捉えています。
 

『プラネットナイン』:まとめ

 
新たなる天体が見つけられると必ず高まる、プラネット・ナインの存在する可能性。

ですが、先行きまた新しい発見によって、異なった可能性が生じることもあり得ます。

宇宙の姿というのは、観測技術の高まりにより異なってきます。

未来においても、私たちが信じていた宇宙の姿覆されるかのような新たなる発見があるかも知れませんね。

いずれにしても、宇宙のテーマはワクワクしますね。