人の性格というのは、育てられた環境であるとか大きく関わりを持っており、その人の振る舞いに直接出やすいそうです。
子ども間は、親等の大人たちにしっかりと教育が行われ、正しい振る舞いを覚えていくものではありますが、大人になればなるほど、常識的なモノであればあるほど、注意や教育を受ける事もなくなり、単純に「育ちが悪いのだろうかな!?・・」「里が知れ得る・・」という風に、悪い意味を含めて一目置かれた存在になってしまうのです。
自身がその振る舞いに気づくことができたら良いと思いますが、育ちが影響を及ぼしている習慣にきづける人というのはそう簡単にはいません。
本日は、周囲を不快にさせる「育ちが悪い」と思わしてしまう、特徴を紹介させて頂きます。
育ちが悪い特徴①:『言葉遣い』
これについては皆さん、かなり実感している人も少なくないことでしょう。
方言である程度、荒れた言葉を使う人もいたなら、元々攻撃的な喋り方をする人もいらっしゃいます。
日頃は好意的な言葉を使う人が、癇に障った際に突然、言葉が汚くなって、常日頃とのギャップが大きいので、唖然とする事も、これらに関しては明らかに、「育ちの悪さ」を強く印象付けてしまうのです。
人は、人と会話を行って、言葉を覚えていくのです。
家族、友達であったり、身近な人達とたくさんのコミュニケーションを重ねる事により、おのずとよく似た言葉を使って、同じような喋り方となるのだそうです。
このことは良くも悪くも身に付いてしまい、意識することなく口から発せられるものなのです。
ですので、その人の育った環境が、ありのまま出てくるということに結び付くことになります。
ちなみに、どういう状況であっても、どういうわけか、あまりにも声が大きい人、いたりしますよね?
こういうのって、育った環境もある程度、影響するものでもあるのですが、ただ単に「空気が読めない人」が多いのだそうです。
明確に、周囲には聞かれたくない話や静寂にするべき状況の中、お構い無しな声量で話をされると、「ちょっとこの人とはこれ以上、話したくないな・・・」と感じさせるかもしれません・・・声量には注意してくださいね。
育ちが悪い特徴②:『食事』
食事の時のマナーについては、育った環境をモロに表現してしまいます。
皿や茶碗の持ち方、箸の使用する方法などのような細かい作法から、『いただきます』と『ご馳走様』、というような挨拶とされる基本的なところまで、「食事」とされる毎日の習慣そのことから、育ちの良し悪しが表現されてしまうのです。
「魚の綺麗な食べ方講座」であるとか、品のある食事を促進する程、食の環境に目ざとい日本では、お下品な食事方法をする人がすごく目立ってしまうでしょう。
その他には「クチャリー」とされる、その字の如くに食べ物を「知ってて、やってるのか?」というほど、クチャクチャ音を立てて食べる人もいたりします。
食欲がなくなることに加え、その人から友だちが無くなるかもしれないです・・・。
余談ですが、皿から箸で食べ物を口に入れる時、反対側の手の平を皿があるみたいに添えてちょっと上品に見せる様な仕草、あったりしますよね?
その行為は、食の行儀とすると、実のところマナー違反だとのことです。
それ!やったりしていませんか!?
育ちが悪い特徴③:『化粧』
男性も女性も、お出かけする際、人と出会う時、事前に、身だしなみを整えたりしますよね?
近頃では、推測するに「ながら化粧」を行う女性、絶賛急上昇中とのことで・・・電車の中、車の運転中である、何かを行ないつつ、おめかし、自身は時間の有効利用や朝の時短というような、いろいろな理由があるかもしれないのですが、そもそも「化粧」というのは、人前に出るために必要な事前の身だしなみ、人前で見えるようにする行為じゃないのです。
このことは品格を意識して、悪い意味ではなく、周りの目を気にする羞恥心の有無を伺う事ができ、汚れやシワの付いた服を着つつ、そのまんま、外出してしまうことも、それとと一緒で、咳き込む時の控え方や、貧乏ゆすりといった足癖、ルールを破るというようないつの間にか無意識にしてしまっているという事は、あますところなく「親に教わらなかったの?」と考えられても仕方のない行為だったりします。
近頃では、ひどいイジメやお店の店員に向けての暴言だったり、今の世にありとあらゆる素行の悪さが増加しているようですがこれは根本的に、「親が子の目の前でどのような姿でいたのか」が問われる時代になってきているようです。
いつでも、誰かの責任にする思考環境下で育った子供というのは、大人になった時に、よく人の悪口を言う人間になってしまうと言います。
親が、お店の店員を労う姿を目にして、育った子供というのは、同じように労う心を持っている大人になり、それとは反対に、店員に罵声を浴びせる姿を見て育った子供というのは、大人になって、同様に罵声を浴びせたりします。
「蛙の子は蛙」かの如く、育った環境で、育てられた親のコピーをして、そのことが正しいと理解した上で人は育っていくのです。
いかがでしたでしょうか?皆さんは大丈夫ですか?
そこそこ上品に誤魔化していても、育ちの良し悪しというのはいとも簡単にバレてしまうのです。
ですが、育ちやその環境は変えられないとしても、自分自身の意識については変える事はできるのです。
必要最小限のマナーを守り、常識的な事さえ行なっていれば、心配はいりません。
どうか皆さんも、再度各々の素行を観察してみてはいかがでしょうか?