ダイエットや美容、便秘、冷え性などに関しても、効果的とされる白湯(さゆ・しらゆ)。
芸能人やモデルであったり、たくさんの有名人が生活に摂り入れていると言われています。
本日は、白湯の効果や正しい飲み方、作り方というのを紹介したいと思います。
目次
白湯というのは?
「白湯(さゆ・しらゆ)」というのは、沸騰した水を、50℃になるかならないかまで冷ましたものを指します。
インドにおいては、伝統医学に白湯が扱われているとのことです。
健康目的だけに限らず、薬を飲む際や、新生児や弱った体に対しての、水分補給などにも使われています。
白湯を正しく摂ることによって、手軽に健康な体質になる事ができるので、すごくおすすめしたいと思います。
白湯の効果・用途
白湯を飲むことによって、体温が上昇し、体内環境が促進され、食べ物の消化をアシストしてくれることになります。
栄養の吸収もスムーズになり、美肌効果もあります。
水分にしても、吸収しやすいことから、肌の保湿としても効果的になります。
また、体温は1度上がると基礎代謝も10%以上上昇するとされています。
白湯の効果で体温が上昇した状態のもとで、通勤するとか、家事であったり、日常生活をするだけのことで、いつの間にやらダイエットできちゃうことが、白湯のダイエット効果になります。
その他にも、血液の循環が良くなると、肩こりや浮腫みも改善し、老廃物の排出も、し易くしてくれることから、たかだか白湯を飲むだけだというのに、ダイエットに効果が高いことがほとんどだとされます。
更に、血液やリンパの流れが改善され、体内で停滞していた過剰な水分を尿としまして排出してくれるのです。
そのため、尿量の増えると共に、体重も減ります。
便秘やむくみ解消であるとしても、効果が発揮されるでしょう。
血行も良くする効果があるため、冷え性に影響を及ぼしている、血流悪化から脱する効き目があるため、冷え性の改善にも効果があります。
白湯の作り方
白湯を作るために必要な水については、天然水あるいはミネラルウォーターが良いのではないでしょうか。
使用器具については、やかんがベストになります。
水道水や井戸水を使用するのであれば、15分以上はきっちりと沸騰させ続けるようにして下さい。
<<作り方>>
最初に、やかんに火を掛けましょう。
⇒インドの伝統医学の考えにおいて、白湯を作る場合には、火のエネルギーを確保することから、ガスなどのような火によって沸かすことがオススメだとされているため、やかんに火を使って沸騰させます。
沸騰させたら、やかんのフタをとり、弱火に変えて、10~20分間、沸騰させることを継続させます。
そのうえで、コップにお湯を入れ、50℃くらいに及ぶまで冷ましましょう。
熱さの基準としては、10秒以上は触れ続けることができないくらいです。
どうにもお忙しい方やうんざりする方については、「電気ポット」あるいは「電子レンジ」を使いましょう。
その場合は、浄水器を使って、浄水した水、あるいはミネラルウォーターで作るようにするといいでしょう。
電子レンジで白湯を作るなら、コップ1杯分に対して、500Wで2分加温し、そのまま50℃くらいまで冷ましてから飲むようにしましょう。
日中の間、会社なんかで飲めるようにと、水筒で持ち歩いてもいいと思います。
白湯がどうあっても口に合わず飲みづらいならば、レモン、ハチミツ、マーマレード、生姜のすりおろしなんかを入れる事で飲みやすくなりますから、是非試してみましょう。
白湯を効果的に飲むタイミング
白湯を効果的に飲む、一日のタイミングを分けて紹介したいと思います。
『起床時』に飲むタイミング
人は寝ている際に、汗をかいてしまうので、起きる際には体の中の水分が蒸発している状態になっています。
朝の水分が失われた体の中には、体温程度の温度の白湯が体に良いです。
しかも、朝に白湯を飲むことによって、前の日に食べた物が午前中の時間帯に、排出になりやすくなるので、便秘に効果があり、お通じに良いとされています。
『毎食時(朝・昼・夜)』に飲むタイミング
食事中に白湯を飲むことによって、消化の吸収をアシストしてくれるでしょう。
さらに、白湯により、代謝が上昇することから、食事のカロリーが消費になりやすくなるようです。
起床時に白湯を飲んだその後は、朝食に関しては、30分くらい時間をおいてからとるようにしましょう。
『就寝前』に飲むタイミング
就寝する前に、温かい白湯を飲むことによって、安らいだ気持ちになれるはずです。
さらに、眠っている間に体内環境をよい状態にして、次の日の朝の排便も良くなります。
そして冬場については、冷え性で足先が冷えることから、なかなか寝れないという場合は、白湯で体を温めてから就寝するといいのです。
白湯の1日の飲む量の目安と飲み方
1日のうちで飲む量については、800~1000mlを目安にすると良いでしょう。
そして、1回に飲む量に関しては、コップ1杯分150~200ccが最適です。
白湯を飲む際は、すするかの如く、穏やかに飲むといいでしょう。
ゴクゴク飲むというよりも、焦らずにゆっくり飲むことによって、体がじわじわと温まりるのです。
1杯10分くらい時間を費やして、飲むことを心がけることが良いと思われます。
白湯を飲む場合:①『飲みすぎや一気飲みは回避する。』
白湯の飲みすぎに関しては、胃液を薄めてしまって、消化機能を下げてしまうそうです。
しかも、吸収の良い飲み物ですので、多量に飲むことによって、浮腫み易いようになってしまうかもしれません。
1日の飲む目安量を守ることに注意しましょう。
白湯を飲む場合:②『35℃以下の白湯を飲むことは回避する。』
白湯の温度が体温に比べて低くなると、白湯ではなくなってしまいます。
温度に関しては、10秒くらいは手で触り続けることができないくらいを目安にした方が良いでしょう。
白湯を飲む場合:③『起床時は、10分程のペースで飲むと良い』
起床直後に飲料を一気飲みを行うのは、胃腸にはよくないです。
朝に関しては、10分間のんびりと時間を費やして飲むようにするといいでしょう。
白湯を飲む場合:④『食後直ぐには飲まないようにする。』
食事が終わった後に、水分補給することで、胃に水分が多くなってしまい、消化が遅くなってしまうそうです。
食後に飲むのであれば、胃が安定してくる30分後がちょうどいいと思います。
白湯は1か月以上飲み続けるのがオススメ!
白湯というのは飲み始めてから、体の調子がよい体感できるタイミングは、平均的には1ヵ月くらいとのことです。
ダイエット目的の方であれば、早いケースでは、1週間程度で、白湯の効果を感じた方もいらっしゃるそうです。
何はともあれ、白湯の良い効果を体感できるように、1ヵ月以上は飲み続けてみるというのがオススメとなります。
飲み続ける事によって白湯の味の変化が・・。
白湯により、体の老廃物が排出されることで、白湯の味がステップバイステップで甘く、美味しく感じるようになってしまいます。
飲み始めというのは、味気がなくて、まずいと感じる方も多々いらっしゃいます。
美味しくないと感じられるのであれば、体に老廃物が溜まっている証拠となります。
とりあえずは、1ヵ月以上飲み続けてみることで、味の変化を感じられると望ましいと思います。
いとも簡単に作ることができる白湯には、いろいろな効果・効用があるということですね。
正しい作り方や、飲み方、飲むタイミングを意識して、白湯の魅力を感じ取って下さいね。