私たちが住む地球の外の空間…「宇宙」
日進月歩の如く人類の科学技術に関しては、進化を遂げるにもかかわらず、反比例するかのように、進化すればするほど、皮肉なことに宇宙の謎というのは深まっていく…一層遠い所を観察可能なようになればなるほど、未知の銀河が発見され、未知の空間が続く…本日は私たち人類がちょこっとずつ拾ってきた宇宙のキーポイントから、エキスパートな科学者でも解き明かせない宇宙の謎解き5選を紹介したいと思います。
宇宙の謎解き①『ダークマター』
ダークマターというのは、別名・暗黒物質と言われる物質になります。
ですがダークマターというのは、「重さはありながら観測することができない」物質だとされます。
そこのところに何かが存在するはずなのに、例えれば、幽霊みたいに直接目で見るとか、カメラに写ることはない奇妙な物質になります。
天文学者は、「宇宙の27%はダークマター」であると述べています。
この他には、ダークマターというのは、始めから宇宙にあったブラックホールが一元化されたもんだ、という説もあるのです。
宇宙の謎解き②『ブラックホール』
ブラックホールというのは、常識だけでは想像を絶するくらいの、強い重力を持った宇宙の物質になります。
そこのところに入ったものはおろか、「光」さえもその超越した重力に捕らえられて逃げられません。
力持ちのボディビルダーでさえも、新幹線も世界一大きい観覧車であっても、100パーセント丸のみとなります。
はっきりしない物質に、突如として体を吸収される恐怖…例えば私たちがわけなく宇宙遊泳可能な時代が来たとしたら、一番遭遇したくないというのが、ブラックホールではないでしょうか。
ブラックホールを発生させるのは大規模な星が壊れるその瞬間、星そのものが持つ、強すぎる重力が原因で内側に向けて破裂した際だそうです。
ですがブラックホールというのは、ありとあらゆる物質を丸裸にすることが可能な放射線やX線にさえ引っ掛からない物質で、今となってもその姿を見た人間は、いないそうです。
宇宙の謎解き③『ジャイアントボイド』
ジャイアントボイドというのは、地球より13億光年以上(1光年は9兆4,600億㎞)の距離の所に存在する「空洞」になります。
直径も距離と一緒で10億光年以上はあるだろうとされていて、すぐさま、想像することができない大きさになります。(地球については、たった12,742㎞)。
ですが、ブラックホールというのは光を吸収するのに対して、ジャイアントボイドについては光が「通過」できる空洞になります。
科学者は、「ジャイアントボイドというのは宇宙の大きさを広げる物質ダークエネルギーを含む」と述べられています。
ただし1つ目のジャイアントボイドが探し出されたというのは1998年と歴史が浅く、新たな形で見つけられたそれらのものも…ジャイアントボイドとは断言できない要素があるそうです。
宇宙の謎解き④『グレート・アトラクター』
グレートアトラクターというのは、星の名前とは異なり「重力の異常」を意味します。
銀河がとんでもない動きをすることから、銀河には重力の異常が見られると考えられてきました。
グレートアトラクターを目視することはガスや塵というような星間物質が邪魔なので、困難だとされてきたのですが、X線観測で「じょうぎ座銀河団」に存在する事がわかりました!
ブラックホールと一緒で、目視不可能な性質がグレートアトラクターの謎を一段と深めているわけです。
宇宙の謎解き⑤『太陽系で一番遠い星セドナ』
2003年、太陽系で奇妙な星が発見されました。
太陽から遠いことから、氷点下の気候があるこの星「セドナ」については、太陽の一円を時間を掛けて11,000年も掛けて回るとわかったのです。
地球については、たった1年、遠い海王星だとしても165年で太陽を回ることを考えると、スロー過ぎる散歩を行うセドナの軌道というのは楕円形に伸びてしまっているのです。
少なくても太陽にすれば、「デートにお誂え向きの相手」ではないでしょう。
ですがセドナというのは、単なるのんびり屋さんではなくて「よその強い重力を持っている星に引きずられている」ことから時間が加わってしまうという説もあるのです。
これにより、セドナもデートに遅刻する言いわけが出来た感じですね。
しかし、みなさんはこのような言い訳を参考にせぬようにお願いします!
宇宙を広範囲に研究可能になった人類の高度テクノロジーというのは答えにさまざまな可能性を用意してしまうようです。
いずれの答えが正しいのか確認しようとしても、人類にとっては距離が遠すぎたり、重力等、近づくにつれ危険なものもあって今現在の私たちにはハードルが高いのです。
ですが宇宙の謎で人類が発見した可能性の中において、おそらく正しいものもあるのではないでしょうか。
このことは現在まで人類が推測して現実の上で起こった宇宙の現象から考えれば、はっきりしています。
あなた自身が今日現在、探し出したそのちっちゃい星。
何秒か奇妙な動きをしたりしませんでしたか?