宇宙というのは、あなたの目で確認する事は難度が高く、それゆえに想像を掻き立てられ、知りたくなってしまうのかもしれない。
そういうわけで、本日は知っていたら、少しうれしい宇宙に関する雑学のまとめを紹介したいと思います。。
大したことがなく、取るに足らないものから、驚異的なものまでいろいろと紹介させてもらいます!
目次
宇宙に関する雑学のまとめ①『地球の砂粒の数より、宇宙の星の数の方が多い。』
夜空を見上げると無数の星が眺められます。
だとすれば、宇宙全体からすれば、果してどれくらいの数、星が存在するのでしょうか?
地球から肉眼で見ることができる星に限っては、8500個くらいのようです。
「予想していたより少ないな!」と思った人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、私たちの暮している太陽系でトータルすると、驚くことに、数千億個もあるのだそうです。
更に宇宙全体だと、間違いなく、天文学的な数字になってしまうとされています。
「地球の砂粒の数より宇宙の星の方が多い」といったふうにも言われているのです。
宇宙全体の星の数については、名古屋大学の助教授..松岡良樹氏の研究によって判明したとのことです。
銀河のもたらす光より、宇宙全体として数千億個の銀河が存在することを算定し、そこから宇宙全体の星の数というのは、数千億×数千億個だと算出したと言われています。
地球の砂粒の数をだいたい概算したとしても、この数字に対しては、まるで届かないそうです。
砂粒よりもたくさんのというのは、宇宙の広さを改まって認識できますよね。
宇宙に関する雑学のまとめ②『宇宙はくさい。』
宇宙に行った宇宙飛行士はいずれにしても「宇宙には独特な匂いが存在する」と言われています。
無論のこと、宇宙服を着用していることから、直接的に嗅ぐことは不可能です。
ですが、宇宙遊泳後の宇宙服を匂いを嗅ぐと、独特の匂いを感ずるそうです。
その匂いは、金属の焦げた匂いに..うっすらとラズベリーっぽい香りが混ざった匂いなんだそうです。
これというのは、イオンの高エネルギー振動と、ギ酸エチルによるものではないかとされているようです。
現在、宇宙の匂いを再現する研究が行われているとのことなのですが、この匂いを嗅げる日が来るかもしれないですね。
宇宙に関する雑学のまとめ③『クマムシは宇宙においても死なない。』
地球上で最強の生物とされているクマムシ。
乾燥させたとしても、凍らせても、潰したとしても、放射線を当てようとも、死なないのです。
それでは、このクマムシについては、宇宙において、生きているんでしょうか?
答えは『生きている』です・・。
ですが生きてはいるのですが、動くことは不可能ということです。
人間において、即死するに違いない環境においても生存できるとというのは、桁外れにすごいと言うしかないようですよね。
クマムシ最強説というのは、この先も継続しそうですね・・・。
宇宙に関する雑学のまとめ④『宇宙は物凄く冷えている。』
地球上においては、その場所によって、気温が違ってきます。
狭い日本の中でにおいてさえ、沖縄と北海道だと大きな違いがありますよね。
であれば宇宙の温度というのはどのぐらいなんでしょうか?
宇宙空間も地球と一緒で、場所に応じて温度が違ってきますが、広い範囲の場所が-270度だということです。
この温度というのは、俗にいう、絶対零度といったものに近い値になります。
絶対零度というのは、熱力学で最低温度というものになります。
絶対零度の時、原子の活動については、停止した状態になります。
ですが、宇宙においては、僅かばかり原子が有り、活動していることから、絶対零度に及ぶまで、冷え切ってないことが想定できます。
宇宙に関する雑学のまとめ⑤『宇宙では尿を飲む。』
宇宙飛行士に対しての、一般的な疑問の中の一つに、宇宙において、トイレはどのようにしてるの?というのがあります。
すごく、しょうもない話題だと思われますが、気になったりしませんか?
宇宙ステーションにおいても、言うまでもなく、トイレはあります。
ですが、標準的なトイレと同様に水で流すことはできないのです。
それでは、溜まった、排泄物はどうなってしまうのでしょうか?
大便の場合には、地球の大気に落とす事で、焼却処分しているのだそうです。
とんでもなく豪快だと言えますよね。
だとしたら、小便についてはどのようになるのでしょうか?
驚いてしまいますが、キレイにして飲み水ということで使われるそうです。
宇宙においては、水は限りのある資源となります。
そんな理由から、例え小便であっても、無駄にすることなく、使い回しするのですね。
宇宙に関する雑学のまとめ⑥『宇宙飛行士の月収は安い。』
宇宙飛行士であれば、「頭の良い優れた人材」というような感じがする人は、大半なのではないかと思います。
ぶっちゃけ、ハイレベルな専門の職業ですし、エリート階級であることは間違いないと思います。
更に、宇宙飛行士は、非常に困難を極める事でも知られているのです。
宇宙であれば、何が起きるか分からなくて、勿論のこと、命の危険を伴います。
そうであっても、宇宙に行けるのであれば、まだマシですが、訓練を継続したところで、間違いなく宇宙に行けるとされる保証はないのです。
そうであっても、宇宙に行ける事を願って、困難を極める訓練をやり続けなけないといけないのです。
「エリートだけではなく困難を極める日々を過ごすわけですから、勿論のこと、月収は高いんでしょう?」だと考えませんか?
ですが、現実の上での月収については、約30万円とさほど高くないのです。
そうだとしても、宇宙飛行士の仕事がしたい人が多いのは、お金に、かえられないロマンがあるからかもしれないですね。
宇宙に関する雑学のまとめ⑦『宇宙の95%が未知の成分で構成されている。』
宇宙については、依然として、謎でいっぱいというのは、誰でも知っていることでしょう?
驚いてしまいますが、宇宙を構成する成分の95%が、あまりわからない未知の成分だとされます。
さっぱり分からない成分の中で22%がダークマターというものです。
この物質というのは、何か分らず、見えず、捉える事も不可能です。
ですが「100パーセント存在する」と考えられています。
一説では、「未知の素粒子なのでは?」とのことです。
残りの73%についてはダークエネルギーというものになります。
こちらにしてもダークマターと一緒で、検出も測定も不可能だけど、「100パーセント存在する」とのことです。
宇宙には謎が多いと言うよりも、「何も分かっていない」と言う方がいいかも知れませんね。
宇宙に関する雑学のまとめ⑧『遠くの星が死んだ瞬間、地球も同時に死ぬ。』
地球より遠く距離のある星においては、死にかけている星が存在します。
その星が死んだ瞬間、地球も同時に死ぬことがあり得る事を知っておられるでしょうか?
大規模な星が死ぬ瞬間、超新星爆発とされる大爆発が起こります。
この際、ガンマ線バーストとされる、強烈なレーザーが発射されることになります。
このレーザーというのは、地球まで達すると言われていて、運悪く直撃してしまったら、生物は全て焼け死んでしまうことになります。
現状においては、私たちが一生涯のうちに、超新星爆発が生じそうな星は探し出されていません。
とはいえ、宇宙の事ははっきり分かっていないことがほとんどですし、ひょっとするとまだ発見されていないだけのことで、今にも爆発の兆しがある星が存在するのかも知れません。
宇宙に関する雑学のまとめ⑨『宇宙はゴミでいっぱい。』
「宇宙ゴミ」とされる言葉を聞いたことがある人もいらっしゃることと思います。
地球の直ぐ近くの宇宙に、かなりのごみが漂っているのです。
その量については、驚くことに、450トンくらいあります。
バラバラになった人工衛星やロケットの部品だったり、色んなものがあるそうです。
そのゴミ、面倒なことに新幹線の約100倍くらいの速度で飛び回っているのだそうです。
例えば、宇宙船にぶつかってしまったら、バラッバラに破壊されてしまうこともあり得ます。
それにより、いつまでも増え続けてしまうと、人類は宇宙に出られなくなるとのことです。
現在では、対策を考えているのですが、効果的な方法はまだ見つかっていないとのことです。
優先して、この問題を解消してから、惑星移住を試みた方がよいのではないかと思います!
宇宙というのは謎に満ちていて、そんな理由から好奇心を掻き立てられるのかもしれません。
それから、現在、解明している事や、分かっている事においても、気になるような事実がいっぱいあるのです。
それから本日紹介させて頂きました、雑学については、そのごくごく一部だけにすぎません。
皆さんも宇宙に関しての雑学を集めてみてはどうでしょうか。