「水」、これについては、人類からすれば必ず必要なものになります。
水分補給、農耕、料理、入浴、洗濯、発電・・・。
ですが、でっかい海をご覧になり、なんとなく考えませんか?
この水「実際どんだけ古い」のだろうと・・・本日は「水の存在」についてアプローチしてみることにします。
地球の水はどこから来たのでしょうか?
地球の70%については、海で出来ているのです。
地球儀に目をやると、確かめられますよね、大部分、青いと言えます。
しかし、地球の水というのは、「水の入れかえ」していないのではないでしょうか!
ひょっとしたら、恐竜の小便も入ったまんまかもしれないですよね!
けれど「地球の一番最初の水」というのは、どこから来たのでしょうか?
答えを言いますと・・・「地球外」である可能性もあるのです。
まず最初に、「水の成分」から考えることが大前提となります。
水、すなわちH2Oというのは、2つの水素原子が酸素原子に付いたものとなります。
この水素に関しては「宇宙と一緒くらい古い元素」になります!
現在から140億年くらい前「ビッグバン」が起こって、2~3分後、粒子が共にぶつかり合って、水素っぽい、初めての原子核が出来たのです。
酸素が生じたとされるのは、更に、10億年くらい経過した星が構成され始めた頃になるのです。
星の高温の中心核で、水素やヘリウムっぽい、シンプルな原子が混ざり合って、酸素らしき重い元素ができることになります。
それから2~30億年後、3つの原子が炭素やケイ素や塵の粒子に伴って、渦巻いていたのです。
まれに、水素と酸素の原子は化学結合できてしまうほどの、粒子の大きさとなっていたのです。
更に時を重ねる度に、塵の粒子については、氷の層とされて水の分子を増やしていきました。
そうして間もなく、塵が含まれた氷は「宇宙を満たす水」へと変化したというわけです。
どこから水は地球にきたのか?
ですが、その水というのは、どこから地球にきたのでしょうか?
科学者らの考えについては、2つあるのです。
1つ目は、氷っぽい塵が渦巻いて液状化して、でっかい岩と流星体、プラス地球に似た岩が多くある惑星にぶつかったという説。
ですが、これについては、地球に物体がぶつかったと、仮説してはじめて当てはまることから、万が一、ぶつからないとしたら、水は出来るはずがない事になってしまいます。
例え物体がぶつかったところで、その時点での地球については「かなり高温」で水が出来たとしても、蒸発して、水は宇宙に戻ってしまうことになります。
ですが、彼らは、地球のどこかの地で、水が蒸発しないまま「残り続けた」あるいは地球が寒冷化するたびに、惑星の表面に「水がしみ出てきた」のではないか、とも考えているのです。
50億年くらい経った時には、地球の大気のみならず気温については、水が液状を保ち続けて、表面に戻れるくらい、安定していたことになります。
2つ目は、水については、彗星あるいは小惑星という「天の配達トラック」(彗星あるいは小惑星の激突)に乗って巡ってきたというものになります。
39億年くらい前、「後期重爆撃期」とされる期間がありました。
彗星や小惑星が氷も含めた水を運んで、地球やその他の天体にぶち当たり、クレーターを作って、海を生み出していたのかもしれません。
ですが最先端の研究においては、一定の彗星が含んでいる水の構造が、この見解を覆すそうなのです。
現実の上で、水においては、異なった形状だったり、同位体、すなわち、質量数が異なってくる原子がありますよね。
水素の原子核については、原則的には、一つとされる陽子で出来ているのですが、なかには、一つの陽子と一つの中性子で、出来た「重水素」になっているのがあるのです。
この重水素を多く含む水を「重水」と言って、地球の海というのは、重水と軽い同位体で出来ていることになります。
このような研究から地球の海に言い切れるのは、多くの彗星が「2倍程の重水」を含んでいたことなのです。
すなわち、若い地球に、衝突した隕石というのは、私たちが学習したものと「かなり異なる構造」をしていて、隕石についてはどうやら「宇宙の別な地域」から来たのか「水というのは小惑星から来た」と言えます。
あるいは、「地球自体が元から水があって」爆撃期経過した時に、大量の水が手に入れられたのではないでしょうか。
私たちの水の「源流」に迫った、科学者陣が立てた、2つの仮設。
兎にも角にも、確実な答えは、現わせないことから、科学者陣については現在も研究し続けているのです。
解答に判断できるまでは、私たちが導いた「びしょ濡れの歴史」をジャッジするとしましょうか?
何よりも海に覆われた日本の食生活については、海の恩恵も大きいと思いますし晴れた日のでかい海の景色についてはいちばんリフレッシュできるのです。