太陽系に押し迫った危機!!

褐色・赤色矮星の惑星「ショルツ星」

今から7万年くらい前に、太陽系、崩壊の危機が押し迫っていたということが、ある星の発見によって判明しました。

その星とされるのは「ショルツ星」とのことです。

それでは、太陽系に押し迫った危機というのは、どういうものだったのか?

そして、これから先、太陽系に似たような危機が押し迫る事はないと言えるのか?

まずは見ていきたいと思います!
 

褐色・赤色矮星の惑星「ショルツ星」とは?

 
「ショルツ星」については、2013年にドイツの専門家ラルフ=ディーター・ショルツ氏により見つけられました。

太陽系サイドからいえば、一角獣座の方向におよそ20光年の位置にある、褐色矮星を伴っている赤色矮星です。

重さについては、太陽の0.08倍程度とのことです。

赤色矮星は、明るく光るエネルギーがないことから、肉眼で見ることは出来ません。

ショルツ星というのは現在、太陽系から段々と遠ざかっているのです。

加えて、アメリカのロチェスター大学の研究チームが、その軌道を調査したのですが、予想外の事実が判明したのです。

驚いてしまいますが、太陽系に*ニアミスしていたかもしれないのです。

*ニアミス=異常接近する事。

これというのは果してどういうことなのでしょうか?
 

褐色・赤色矮星の惑星「ショルツ星」 肉眼で見えるほど接近した!?

 
アメリカも研究チームの話によると、ショルツ星の軌道をシミュレーションした結果、ショルツ星7万年前98%の可能性で太陽系の「オールト雲」の中を通過した事が鮮明になったそうです。

オールト雲というのは、太陽系の一番外側に存在すると言われている領域になります。

その距離については、太陽系からわずか0.8光年の距離になります。

これというのはスケールの大きい宇宙で考えた場合、ニアミスと言えるのです。

通常では暗すぎて見ることができないショルツ星なのですが、最接近した際には肉眼で見えていたこともあり得ると言うのです。

それくらい近くまで迫っていたということなんですね。

更に依然として、地球に最も接近したというのは、このショルツ星だとされています。

さいわい何ごともなかったと考えられますが、ショルツ星がもうちょっと接近していたとすれば、今私たちはここへ存在しなかった可能性もあります。
 

褐色・赤色矮星の惑星「ショルツ星」接近の影響はなかったの?

 
ショルツ星が接近したその瞬間、太陽系が破壊されるとか地球が消え失せたりするみたいな大きな影響はありませんでした。

ですが、実際にまったく問題はなかったのでしょうか?

前述、少し触れたオールト雲というのは、依然としてその存在さえ確かめられていない謎の領域になります。

とは言え専門家の中では、「太陽系にやってくるいろんな彗星というのは、ここから誕生しているのでは?」と言われています。

例えば、この仮説が当たっているとすれば、ショルツ星が接近して、オールト雲をかすめていた際、その影響を受けて、すごい量の彗星が地球に降り注いだかも知れないのです。

もしかしたら、地球に氷河期を招いた原因というのは、ショルツ星の接近でかなりの彗星が落下したこととも考えられます。
 

第2のショルツ星が存在する可能性というのは?

 
それでは、将来的に、第2のショルツ星が現れる可能性というのはないのでしょうか?

現段階で、宇宙観測については、技術の革新によって、とんでもなく遠くまで出来ることが可能になったのです。

現在、一番遠い距離に関しては、132億光年向こうにある銀河まで確認することができます。

プラス、スーパーコンピューターの登場によって、天体の軌道の予測もすごく正確になってきているようです。

こういう技術を終結させて、星の接近を予測したのですが、HIP85605とされる星が将来ニアミスすることがあり得るとわかったそうです。

「危機的に問題ないの??」と気がかりになった人もいるのではないでしょうか?

心配されなくて大丈夫です。

接近するとされるのは、今から24万年後~47万年後の間くらいと言われています。

しかもショルツ星ニアミスより遠いポイントを通過すると言われています。
 

もしも恒星が接近したらどうするの?

 
太陽系から63光年の位置に存在する恒星が、136万年後太陽系から1光年くらいの距離に及ぶまで接近することがあり得る事がわかったのです。

それでは、恒星ショルツ星同じ様に太陽系に接近したとすれば、地球においてはどのような影響がもたらされるのでしょうか?

そして、何かしら打つ手はあるのでしょうか?

例えば、でっかい重力を有する恒星が接近したとしたら、その重力に引き寄せられ、地球が太陽の周辺を公転する時の軌道が急変するおそれもあります。

現段階で、地球が生き物が生息しているために適した環境を保ち続けている理由のひとつに、地球と太陽の位置がちょうどよい事が考えられます。

万が一にも、公転軌道が崩れてしまい、この距離が変わってしまうと、地球の環境が大きく変化してしまい、人類が生存不可能になる恐れがあります。

更にこれを防御する方法は現段階ではないといえます。

とにかく現段階で認識している範囲では、ニアミスはないようですので、安心してもよいのではないでしょうか。

7万年前に破滅の危機が差し迫った地球。

ショルツ星に関して、研究が進められるに沿いながら、地球や太陽系に及ぼした影響に関しこれまで以上に明白になるかもしれないですね。

それに伴って、これまでにはなかった宇宙の謎が解き明かされる事も期待したいと思います。