アイドリングストップのデメリットとメリット。しない?いらない?

アイドリングストップ

今どきの、コンパクトカーや軽自動車などのような、燃費性能を重要視する車の種類のほとんどに、アイドリングストップ機能が装着されています。

ですがアイドリングストップにおいては、メリットだけじゃなく、本当の事を言うと、デメリットも存在します。

というわけで「アイドリングストップ機能をしない、いらない」とされるドライバーも多くいるといわれています。

本日はアイドリングストップ機能のメリットとデメリットを紹介させて頂きたいと思います。
 

アイドリングストップ機能とは?

 
アイドリングストップというのは、赤信号で停止した時に、自動でエンジンが一時停止するという機能になります。

ほとんどすべての車種については、停止した時に、ブレーキペダルを踏んでいさえすれば、エンジンが停止してしまいます。

すなわち、ちょっとの停車時間に燃料を消費しないようにと、燃費と環境に関する配備を実現させた機能というわけです。
 

アイドリングストップ機能はすごく燃費向上に効果的?

 
そう言われれば、アイドリングストップというのは、環境についての配備を実現した機能だと言えますが、正確に言うとメリットのみではないといえます。

余談ですが、アイドリングストップを、日本で最初に導入したというのは、1971年に販売された4代目のトヨタクラウンでした。

思いのほか、歴史は古いことになりますが、つい最近まで、アイドリングストップ機能を取り扱われた車は販売されていませんでした。

続いて気になる、燃費やバッテリーについてのメリット、デメリットを要約して紹介したいと思います。
 

アイドリングストップのメリット

 

アイドリングストップ機能のメリット
  • 排出ガスの抑制での大気汚染防止・・・10分間で約70から100gの排出ガスを削減
  • 燃費の上昇・・・毎日1時間、アイドリングする際にエンジンを停止した場合となると、年間約2~4万円の燃料代をコストダウン。
  • 停車中の騒音が減少する。

アイドリングストップというのは、元々は、燃料のコストダウンと排出ガスにおいての大気汚染防止である環境保護が目的となります。

環境省などは、アイドリングストップ機能が構成される前から、アイドリングストップを求めていたのです。

それをメーカーが「機能」ということで車やバイクに装備し、国が補助金を付加されて普及を推し進めてきました。
 

アイドリングストップのデメリット

 
燃料のコストダウンが望めるといったアイドリングストップだと言えますが、実のところ運転の方法や渋滞状況が違えば、燃料を余分に消費すことになるおそれもあります。

一度停止したエンジンを始動させるためには、かなりの燃料が消費されることになりますことから、アイドリングストップコストダウンした分以上に燃料を消費することになってしまうことがあるのです。

上記で述べたことからわかるように、アイドリングストップ1日1時間した場合、年間2~4万円の燃料代をコストダウンすることができるというデータがあります。

ですが、1日につき1時間のアイドリングストップを行なっているドライバーはどのくらいおられるのでしょうか?

しかもそのことが、365日になってしまうと、一般ドライバーの場合は、あまり該当しないしないのではないでしょうか。

アイドリングストップが無意味とは断言しませんが、一括りに燃料のコストダウンを行う為に効果的であるとも言い切れません。

通常に考えて、アイドリングストップの時間が5秒を下回った場合だと、コストダウンより燃料の消費が上回るとされているようです。

わかりやすく言うと、エンジンの停止時間が5秒を下回った場合になると「アイドリングストップしない方が良い」ということです。

燃費のメリットがあるかそうでないのかは、あなた自身の運転状況次第という事になってしまうというわけです。
 

アイドリングストップ機能を使うとバッテリーの消耗が早い!?

 
エンジンを始動させる事に必要なセルモーターは、非常にの電力を消費してしまいます。

アイドリングストップ機能を使う事で、重ね重ねエンジンの再始動を積み重ねるというのは必然になります。

そうなってしまうと、言うまでもなく、バッテリーの消耗が激しさを増してしまいます。

このことから、アイドリングストップ搭載車については、クオリティが高い大容量バッテリーを搭載しているのです。

このタイプのバッテリーの価格については、通常のバッテリーの価格の1.5倍から2倍に値上がりしてしまいます。

交換した時には、2万円くらいコストが掛かります。

こんなんでは、アイドリングストップで燃費を良くしたとしても、瞬間的に消えてしまうかもしれませんね・・・アイドリングストップ車を運転している人は、バッテリー上がりに気をつけて下さいね。

余談ですが、ある試算ではありますが、バッテリーのトータルコストが1万円高くなったといった場合、「それを回収するのには、約200時間のアイドリングストップが要する」のだそうです。
 

暑い時期はこたえる~!アイドリングストップでエアコン停止

 
アイドリングストップエンジンが停止するとセットでエアコンも停止してしまうのです。

バッテリーの電力でエアコンを機能させているハイブリッド車とは異なり、エアコンのコンプレッサーが回らなくなることから、冷気を作り出すことが出来なくなります。

こういうのって、夏の猛暑中にはかなりツライですよね。

現在のアイドリングストップ搭載車というのは、この状態に対策するために、バッテリーでファンを回転させて残った冷気を送ったり、エアコン付近のに保冷剤の設置を行って冷風を送るというような工夫がされているのです。

ですがこういう事も、詰まるところ、バッテリーの消耗に結びついてしまうのです。
 

各パーツにおいてもリスクがある?

 
実のところ、エンジン再スタート時の振動はゴム製のブッシュやタイミングベルト等の部品の劣化あるいは消耗も早めてしまいます。

これ以外にも、ヘッドライト、カーオーディオ等の電子機器の破損の可能性も高まる事が分かっています。
 

自動アイドリングストップ機能は使わない方がいい?

 
上記で述べたことからもわかるように、最新のモデルのほとんどには、自動でアイドリングストップする機能が設置されています。

特に変更しなければ、信号待ちというような、一時停車時において、エンジンが停止するように設定されているのです。

これまでアイドリングストップのデメリットを紹介してきたのですが、自動アイドリングストップを使わないようにしたいと思った人もいるかと思います。

この機能はキャンセル・解除する事ができますので、こちらでは二つの方法を紹介させて頂きます。
 

運転席のボタンで解除する。

 
一般的には運転席に、アイドリングストップ機能をオフに変更するボタンが付いているのです。

このボタンを押すことにより、自動アイドリングストップ機能については、キャンセル解除されます。

ですが、これというのは一時的なものになります。

このボタンを押してキャンセルさせることができたとしても、一度エンジンを切ってしまいますと、次回エンジンをかけた際には、またしても、自動アイドリングストップ機能はオンになっているというわけです。
 

アイドリングストップのキャンセルキットを導入する。

 
上記で述べたように、機能をオフに変更するボタンというのは、一度押したとしても、エンジンを切ってしまうと元の状態に戻ってしまうのです。

アイドリングストップキャンセルキットというのは、一度オフボタンを押したら、「その後にオフボタンを押すまでの間、キャンセル状態を記憶させる」というような商品となります。

これを導入することで、エンジンを掛ける時には、その度ごとにボタンを押すことが、必要なくなるのです。

仮に、アイドリングストップ機能を使いたい時には、再度ボタンを押せば良いでしょう。
 

アイドリングストップのデメリットとメリット。:まとめ

 
アイドリングストップというのは、燃費向上に効果の高い機能なのですが、その効果はあなた自身の運転を踏まえて変わることがはっきりしました。

バッテリー消耗の可能性というものを、考えてあなた自身にとって、メリットがあるのかデメリットになるのかを判断することが重要となります。

それを踏まえて、アイドリングストップを停止することも有益な選択となるでしょう。

勿論のこと、当日の予定や交通状況でうまく使うことだって効果を発揮する事と思います。