「宇宙というのは、どのへんまで続いてるのでしょうか?」と質問されれば皆さんは、どのように答えますでしょうか?
まるっきり、適切に答えることなんて、できませんよね・・?
具体的に宇宙において、宇宙の果てが存在するのかそれとも、無限なのだろうか誰にとっても判断できません。
一説においては、宇宙の広さというのは半径約465億光年もあると言われています。
光の速さというのが、1秒間において約30万メートルでなので地球を7周半するからなんて考えていたら・・・もう全く理解できません。
そのような広い宇宙においては、大多数の惑星が存在します。
本日は、実在しているというミステリアスな惑星それでいて、人類がとても住めない惑星を紹介したいと思います。
目次
人類が住めない惑星:『HD189773-b』
2005年に発見されたHD189773-bというのは木星と比べて若干大きめで地球とそっくりの美しい青色の惑星となります。
ですが、その環境というのは、地球と比べると全然違っているといえます。
この惑星を確認すると、とんでもない強風が吹き荒れ、約930℃もの横殴りの雨が地面を打ち付けているのです。
この雨の主因であるというのは、液体ケイ素、要するに、ガラスの原料ということになります。
そんなふうに美しい青色の正体というのは、地球かのような水と大気とは違って、溶かされたガラスの暴風雨だと言われているというわけです。
人類が住めない惑星:『HD131399Ad』
2016年において、発見されたHD131399Abは地球から約340光年距離のある位置に存在していて、地球で言ったら、太陽である恒星が3つも存在する惑星となります。
3つという太陽がこまめに顔を見せることから、昼間の長さがずいぶんと長く全然夜がきません。
例えば、この惑星で人間が住んだとしたら、生活スタイルがとんでもない状態になってしまうでしょう!
驚いてしまいますが、この惑星が恒星を一周するには、約550年くらい掛かってしまうのです。
昼間が100年から140年長期間、続くとのことです。
そういう理由から、地表面はストップすることなく恒星に照らされていることから、表面温度は約580℃に到達して、とてもじゃないが人類が住める惑星ではありません。
人類が住めない惑星:『CoRoT-7b』
2009年に発見されたCoRoT-7bについては地球から約489光年距離のある位置に存在します。
この惑星の2分の1は、あますところなくカチカチに凍った極寒地獄、一方、もう半分はドロドロの溶岩の灼熱地獄だとされます。
この惑星については公転周期と自転周期がキッチリ同期していることから、常時同じ面に恒星の光を浴びることになります。
このことが原因で、光が当たらない面については、いつでも-200℃、光が当たる面についてはいつでも1800℃に到達してしまうのです。
最高に熱い地点であれば、2600℃に到達する事もありますので、尋常でない暑さから溶岩が蒸発し、小石の雨が降るとのことです!
この惑星の大きさとされるのは、地球の1.58倍程度とほとんど違いがありませんが、このようなメチャメチャな温度差においてはびっくりですよね。
人類が住めない惑星:『KELT-9b』
2015年に発見されたKELT-9bについては地球から650光年ほど距離のある位置にあって、表面温度とされるのは、驚愕の4300℃!
生命だけじゃなく、水や二酸化炭素、メタンの分子でさえも構成されていない灼熱の惑星になります。
太陽っぽい恒星でもないのに、これ程までの熱を放出しているというのは、かなり極めてまれな惑星ではないでしょうか。
非常に大きいガスで、構築されたこの惑星の大きさは、太陽の2.85倍、年齢が約3億年とかなりご長寿で熱い惑星だと言えます。
人類が住めない惑星:『GJ1214b』
2009年に発見された、GJ1214bについては、地球から約42光年距離のある位置に存在します。
驚いてしまいますが、この惑星については、ひょっとして生命体がいるかもしれないのです。
この惑星は水75%岩石25%で構築されていて、年惑星の気温については、120~282℃と、地球と比較するとかなり熱く、熱湯がかった海が広がっているのです。
この他には、気圧がかなり高く、100℃以上のアツアツの氷を確認することも可能とのことです。
そこまで熱い海の底については、深さ数百㎞以上にもなって、その熱の届かない深海に、生命体がいるのではないかと言われています。
ひょっとしたら、人類が地球と一緒で、快適に生活できる惑星が、将来、見つけ出されるかもしれないですね。