ご自身の車は、いつも綺麗でピカピカの状態を保ち続けたいと、私を含め誰もがみんな感じるはずだと思います。
ですが、想定外に洗車のやり方というのは自分独自のやり方になりやすく、実際はその洗車のやり方が間違った方法によって思いとは裏腹に、車を傷める原因となっている方もいらっしゃるようです。
そうならないように本日は、傷つけないためにNG洗車のやり方を紹介させて頂きます。
NG洗車を参考に是非、正しい洗車をして頂けましたら幸いです!
NG洗車①:「天気が良い日の洗車。」
「洗車というのは、天気の良い日にするもの」だと、考えている人もかなりいるのではないでしょうか?
基本的に、日差しが強い晴れの日の洗車というのはやってはいけません。
どうしてかと言うと、日差しが強い晴れの日ともなると、洗車をしてしまうと、洗っている途中で水がアッという間に蒸発し、その水がボディーにシミとなって残ってしまうためです。
何より夏の昼の間は、車体表面温度が熱くなりがちなことから避けるべきです。
洗車をやるのであれば曇の日で、時間帯については早朝か夕方が良いでしょう。
さらに、強い風が吹く日も洗車はやらない方がいいと考えられます。
何故なら、スポンジで洗車をやっている途中で、砂埃が舞ってボディーにくっ付いたら、スポンジで砂をボディーにこすり付けるはめになってしまうからです。
NG洗車②:「いきなりボディから洗う。」
洗車だと、なんとなくボディーから洗いたくなると思いますが、一番最初はタイヤから洗ったほうが良いでしょう。
その理由は、タイヤやホイールというのは他の何よりも汚れやすい箇所であって、さらには、ブレーキからの鉄粉がものすごく引っついており、タイヤを後に回すとその汚れがあちこちに飛んで洗い終わったボディーが台無しになってしまうことがあり得るからです。
更に、スポンジに関しては、タイヤ用とボディー用の2種類そろえて、区分して使う事も重要になります。
タイヤ周りの汚れを落としたスポンジというのは、目に見えない鉄粉がくっついている場合もあり、そのスポンジでボディーを擦ったら、傷を付けてしまうかもしれません。
中でも、黒い車に関しては傷が目につきやすいことから気をつける必要があります。
NG洗車③:「拭き上げをしない。」
中でも「洗車はメインとして自動洗車機」というような方に気をつけてもらいたいのですが、洗車後の拭き上げとなります。
「太陽の日差しで水分が乾いてしまった場合、ボディーにシミができる」とお伝えしましたが、同じ理由で、拭き上げをしない状態でそのまま運転するのもやってはいけません。
自動洗車機というのは、終わりかけにある程度強い送風で水分を吹き飛ばしてはくれるはずですが、完璧というわけではなく、若干、水滴が残ってしまうのです。
少し労力は必要ですが、拭き上げを、するとしないとではパッと見、大きく差がつきます。
従いまして、自動洗車機から出た後は、確実に車を噴き上げるようにするといいでしょう。
NG洗車④:「すぐさまスポンジでゴシゴシ洗う。」
実質的には車のボディーにおいては、目に見えない砂や鉄粉がくっ付いているのが常です。
そんな訳で、突如として、スポンジでゴシゴシ洗ってしまうと傷の原因になってしまうかもしれません。
洗車場で高圧洗浄機を利用する時は、まず最初に、水圧でボディーにこびり付いた汚れを吹き飛ばします。
そうじゃない場合は、ホースの先を潰して放水した方が良いでしょう。
汚れが酷い時や、水洗いだけで洗車をする場合には、ホースでたっぷり水をかけつつ、スポンジや柔らかい布で拭きましょう。
水を流しつつ擦ることによって、水が円滑材になってボディーへの傷を軽減させてくれるのです。
自分の車がピカピカとなるのは、気持ち良いですよね。
正しい洗車のやり方を極めることから、車の寿命を引き伸ばす事にもなります。
本日、紹介させて頂きました事が、あなたの車のメンテナンスにちょっとでもお役に立てたら嬉しく思います。