「うわ~!あの時、給油しておけば~!」と言っても時すでに遅し・・・ガソリンの量が残り少なくなると点灯する給油ランプ。
走行中に点灯してしまいますと、あと何どれくらい?何キロくらい走ることができるのでしょうか。
本日は、給油ランプが点灯してから走れる距離はどれくらい?何キロくらいなのか?とガス欠時の対処法に関しまして取りまとめてみました。
給油ランプの点灯に注意!どれくらい走れるの?
車のガソリン残量が少なくなると点灯する「燃料残量警告灯」。
いわゆる「給油ランプ」や「ガソリンランプ」と言われています。
すぐ近くに給油所(ガソリンスタンド)がなさそうな場所で給油ランプが点灯してしまって、後、どれくらいで動かなくなるのだろうかとハラハラドキドキと焦りつつ運転されたことがある方も多いのではないかと思います。
それでは現実的に給油ランプが点灯してしまいますと、後、どのくらいの走行距離?何キロ?走れるのでしょうか。
給油ランプがついてから、大体〇〇㎞は走ることができる。
給油ランプが点灯してから、一般的に「50㎞」の距離を走れるとのことです。
50㎞の理由というのは色んな説がありますが典型的な理由とは、『高速道路のガソリンスタンドを備えているサービスエリアが、ほとんどの場合「50㎞間隔」で備えられているから』といった理由となります。
仮に、高速道路を走行中に給油ランプが点灯したとしても、50㎞の距離を走る事ができるなら、次のサービスエリアで給油することができる!ことになります。
ですが、50㎞毎に給油所を備えるというような基準は、道路公団時代に至るまでのかつての話となっています。
現時点での高速道路だと通用しない区間があるのです。
今は、200㎞を超える距離を走らないと給油所に行き着けない区間もあることから気をつける必要があります。
さらに走行方法や運転している道路状況次第では、50㎞走る直前にガス欠になってしまうこともあり得ます。
ガソリンの残量については余裕を持って走行するように気を付けて下さい。
ガス欠になってしまった時の対処法。
ガソリンがなくなってきますと、アクセルの反応が悪くなって踏んでも加速しなくなってしまいます。
車体もぎくしゃくするようになり、ジワリジワリとスピードも下がって、挙句は止まってしまうのです。
更には、ガス欠というのは車体にも悪影響を与えるので起こさないに越した事はないのです。
具体的にいうと、燃料ポンプやインジェクター、バッテリー、スターターモーターの寿命低下等のダメージがあるわけです。
ガス欠になった時の対処方法。
- 車体を小刻みに揺らしてみる。
- エンジンをかけ直してみる。
- 近所のガソリンスタンドに連絡し燃料を持ってきてもらう。
- 近くにあるガソリンスタンドまで歩いて行って携行缶を借りて給油する。
- ロードサービスを呼ぶ。
ガス欠の症状が生じ始めた際、車体を横から押したりして小刻みに揺らすと少なからず改善することもあり得ます。
これというのは、ガソリンタンクの底面に燃料が片寄っている時があることによって車体を揺らしてその燃料をポンプに送り込むことになるのです。
ちょっとでも走れる距離が増えれば、次のガソリンスタンドにたどり着くことができる可能性がアップします。
ですが、走れても1㎞ほどの距離なので必要以上の期待は厳禁です。
ガス欠で走れなくなった場合、ひとまず、エンジンを止めて、10分くらい過ぎてから再度エンジンをかけ直すと走れるようになることもあり得ます。
だけど、このこともどちらにせよ慰め程度の対処方法ですので、最後の手段ということで覚えておいたら良いと思われます。
ガソリンスタンド次第では連絡すると、ガソリンを運んできてくれるはずです。
とにかく電話して確認しましょう。
ですが、最近では少ない人数のセルフのガソリンスタンドがほとんどで、連絡しても対応できない事の方がほとんどではないでしょうか。
これというのは徒歩圏内にガソリンスタンドがあるようなら可能だというわけです。
事情を説明すると金属のガソリン携行缶を貸してくれることになります。
とりあえずの分のガソリンを買って、携行缶にガソリンを注入し車へ戻って給油します。
それから、携行缶を返却しに出向き十分な給油をしてください。
原則的にはガス欠を起こした場合は、ロードサービスを呼んだ方が良いでしょう。
絶対に安全なエリアに停車してから連絡して下さい。
JAFの場合、会員の場合だとガソリン代の実費だけで基本料金は無料となっています。
非会員なんかの場合は2万円は掛かってくるので、不安な人はロードサービスに入会しておくことをオススメいたします。
更に、加入している自動車保険にロードサービスが付属していることもあり得ますので前もって確かめておきさえすれば良いと思います。
ガソリンスタンドがないような場所で給油ランプが点灯すると、ハラハラドキドキしてしまいますよね。
私にも覚えがあります。
遠出の場合は燃料に余裕を持って出かけて頂きたいです。