現時点において、車の性能は驚異的なものがあると感じます。
ですが、無意識に、車の寿命を縮めてしまう行為が存在している事を知っておられるでしょうか?
ひょっとしたら、あなたの常日頃の何てことのない行動が愛車の寿命を縮めてしまうことになっている可能性もあります。
それを回避するために本日は、車の寿命を縮めてしまう事になってしまう行為を紹介させて頂きます!
目次
車の寿命を縮める行為①『HIDヘッドライト、点灯と消灯を何回も繰り返す。』
HIDの寿命とされるのは、点灯時間より、ON-OFFの回数なんだそうです。
HIDライトは、放電灯と言えるものです。
点灯時に高電圧(約2万V)を費やして放電を促し、放電が安定すれば電圧を下げて放電を継続させます。
点けたり消したりを継続して繰り返すとバッテリーやオルタネーター等へのストレスも大きくなっていきますので、HIDライトというのは、点灯したら車から降りるまで点灯の状態のままの方が良いといえます。
車の寿命を縮める行為②『エンジンを掛けてすぐさま発進する。』
車のエンジンを掛けたら、すぐさま発進したいと思いますが、だしぬけに発進するのは車に負担を掛ける原因となります。
この行為は、朝起きたばかりにウォーミングアップしないでに、いきなり激しいスポーツをするのと一緒です・・・。
人間の場合だったら、心臓のストレスだけに限らず関節や筋肉も痛めてしまう可能性がありますよね。
車の場合は、エンジンやミッションのオイルが全体にまわっていなかったり、グリースが硬く動きが渋かったり等、いずれにしてもエンジンを掛けてすぐさま発進する事はエンジンに負荷がかかり事になります。
一分くらいエンジンを掛けた状態にして、暖機運転を心がけた方が良いでしょう。
車の寿命を縮める行為③『車に乗らない日が多い。』
車はある程度乗らないと調子が悪くなってしまいます。
どうにも忙しくて車に乗る機会どころか、エンジンを掛ける事もほとんどない・・・。
というような人もいるのではないでしょうか。
一切、乗らない状態が継続すると、回転系の部品がサビついていって、結局のところ寿命が縮まってしまいます。
走る時間がなくても、できるだけ一定サイクルでエンジンを掛けてあげるのが良いのです。
車の寿命を縮める行為④『満タン給油はしない。』
ガソリンタンク内のサビ予防というようなメンテナンスの方法では、満タン給油が一番な選択ではないでしょうか。
ガソリンタンク内においてサビが生じると、悪い場合にはタンク内に穴があいてタンクの交換が必要になってしまうかもしれません。
タンク内に空気の隙間が存在すると「結露」が原因となってタンク内に水滴を発生させサビの要因となってしまうのです。
ですが、タンク内がガソリンで一杯になっていたのなら「結露」の原因になる空気がそもそもないので、水滴を生じさせる余地をなくすことができるのです。
そういうわけで、ガソリンを満タンにしておいた方がサビ予防に最適なことになります。
週末しか乗らない人は、休日にガソリンを満タンにしておきさえすれば、平日は管理しないとしてもサビ予防が出来るのです。
車の寿命を縮める行為⑤『車のヘコミをほったらかし。』
車に運転しているとどこかにぶつけてしまい、ヘコミを作ってしまうということがあるのではないでしょうか。
車のヘコミそのものをほったらかしにしていると、へこんだポイントは塗装が剥げているので、そのポイントからサビを招いてしまうことが発生します。
ヘコミや塗装の修理についてはお金が必要になってしまうものではあるのですが、サビてしまうとボディーそのものの修理になってしまいます。
そういう理由から、次の車検で廃車にするというような車であるのならともかく、この先、長く乗る予定の車等はできるだけ早く修理をしておく方が良いと思います。
車の寿命を伸ばしたいならば、常日頃からメンテナンスを必要不可欠な事も大切です。
紹介させてもらったポイントを参考にして貰えるのなら幸いに思います。