内臓脂肪が溜まる一番大きな理由は、食事で口に入れる「食べ物や飲み物」だと考えられます。
なので、食べ物や飲み物に注意をするだけで、内臓脂肪を減らし、内臓脂肪を燃焼させて、痩せる事ができるのです。
本日は、内臓脂肪を燃焼させて減らすことが出来る、食事と飲み物を紹介させて頂きます。
目次
内臓脂肪を減らすための食事①:「キャベツ」
キャベツに含んでいる、食物繊維については、一緒になって食べてきたために脂肪を吸着して、身体の外へ排出させることによって、内臓脂肪を溜まりづらくする効果が期待できます。
そして、キャベツの食物繊維というのは「不溶性食物繊維」だとされます。
身体の内側に入り込むと、胃や腸で水分を吸収して数倍にも膨張して、食べたという満足感を感じやすいようになります。
満腹感を感じやすいようになったら、知らぬ間に食事の量が減少することから、食事による摂取カロリーが減少します。
キャベツで食物繊維を取ることで、脂肪を溜まりづらくして摂取カロリーが抑えることができるため、内臓脂肪を減少させるのに効果が高いことになります。
食物繊維を大量に含んでいる食材というのは他に、「ゴボウ・大根の葉・ほうれん草」等があります。
けれども、キャベツの方が、お手軽感があって、おすすめしたいと思います。
内臓脂肪を減らすための食事②:「青魚」
イワシだけではなくサバ、アジ等の青魚においては EPA(エイコサペンタエン酸)というような成分が大量に含まれています。
EPAは、血液をドロドロとして流れを悪くしてしまう中性脂肪であったり、コレステロールを抑制するため、血液をサラサラにして血流を促進する働きもあるのです。
更に、血管を柔らかくするような効果も兼ね備え、体のいたるところに血液が届けられることになります。
血行が整って、体の隅々に血液が届けば、体温が上がり、代謝も高くなります。
そうすると、体に溜まった内臓脂肪も燃えやすくなって、食事で摂った脂肪も一瞬のうちエネルギーに、変わりやすくなっていくのです。
ダイエット中に、魚を食べる時は、できるだけ青魚を食べるような感じで、内臓脂肪を縮減させるのも良いと思います。
内臓脂肪を減らすための食事③:「豚肉」
ダイエット中はお肉を食べる事を避けようと考える人もかなりいることでしょう。
けれど意外なことですが・・。
豚肉というのは、内臓脂肪を減少させる時に効果がある食材となっています。
豚肉においては、L-カルニチン、ビタミンB群、アラキドン酸が含まれています。
L-カルニチンは、代謝を上昇させて、脂肪を燃焼する効果があるとされており、ビタミンB群に関しては脂肪を燃やすのに必要不可欠なビタミンと考えられます。
更に、アラキドン酸は「幸せなホルモン」というふうにも言われるホルモンで、脳に刺激をあたえて食べたという満足感を感じやすくさせる効果を発揮するのです。
内臓脂肪を減らすための食事④:「寒天」
寒天というのは、低いカロリーとしまして、みんなが知る食材だと思います。
100g換算で3キロカロリー程度で、ほぼカロリーゼロと一緒になるのです。
更には寒天はさっき登場したキャベツと一緒で、食物繊維をたくさん含んでいます。
寒天を食べたら、お腹の方で、食物繊維が膨らみ、食べたという満足感を感じやすくなっていきます。
寒天で食事量をセーブして、内臓脂肪が溜まりづらくするつもりなら、食事をする10分前に食べるほうが良いでしょう。
そのようにすれば、それ以降の食事をする時には、ずいぶんお腹が膨れてきてしまいます。
内臓脂肪を減らすための食事⑤:「トマト」
トマトに含まれる成分としましてよく知られているものと言うなら「リコピン」ではないでしょうか。
リコピンというのは、血糖値を下げて血液中の中性脂肪やコレステロールを抑制することもあって、血液をサラサラにする効果を発揮します。
血糖値が下がれば、食事で摂り入れた食べ物が内臓脂肪になりづらくなってしまいます。
加えて、血液がサラサラともなれば、青魚の効果と一緒で全身の血液の循環が良くなって代謝が上昇し、内臓脂肪あるいは食事で摂った脂肪が燃えやすくなるのです。
こういったようにトマトに含まれるリコピンというのは、内臓脂肪を、溜めにくくすることで、減少させやすいようにできるので、ダイエット中とは関係なしでも摂取したい栄養だと考えられます。
内臓脂肪を減らすための食事⑥:「豆腐」
豆腐もダイエットに良い食べ物ということで有名で、「大豆タンパク質」がたくさん含まれています。
大豆タンパク質内には、「βコングリシニン」、とされる成分があって、こちらも血液中の中性脂肪とコレステロールを抑制する働きによって、血液をサラサラにさせる効果が認められています。
すなわち、豆腐を食べると、代謝が上昇して、内臓脂肪が付きづらくなり、内臓脂肪が減少されやすくなるのです。
また、豆腐だけじゃなく大豆製品、具体的に言うと、おから、味噌、きなこ等も食べたら、大豆タンパク質を摂る事ができるというわけです。
内臓脂肪を減らすための食事⑦:「オレンジ」
オレンジには「イシトール」というような成分が含まれています。
このイシトールというのは、肝臓に溜まった内臓脂肪を洗い流す効果があると言われています。
肝臓に脂肪が付着した「脂肪肝」ともなれば、肝硬変(肝臓が縮んで固くなる病気)がもたらされて、肝臓がんとなったり、状況次第では命の危険までありますから、脂肪肝に陥らないようにしなければなりません。
その脂肪肝の予防としてイシトールが効果が高く、肝硬変の治療薬においても、注視されています。
さらにイシトールというのは、脂肪の代謝を良い状態にして、体に過剰な脂肪が溜まらないようにします。
肝臓だけじゃなく、お腹に内臓脂肪が、溜まらないことを意識することも重要です。
おまけに、イストールというのは血液をサラサラにして、体の代謝を引上げる働きもあります。
余談ですが、オレンジは1日2個食べる事で、1日に必要不可欠なイシトールを摂れるのだそうです。
オレンジジュースにしたら、なんなくイシトールが摂れることからおすすめしたいと思います。
内臓脂肪を減らすための飲み物①:「コーヒー」
コーヒーに含まれる「カフェイン」と「クロロゲン酸」においては、脂肪を分解することで燃焼する効果を発揮します。
それだけでなく、カフェインには血流を良くする効果も存在し、代謝を上昇させ脂肪燃焼効果を高めるのです。
コーヒーを毎食後に飲むことによって、食事で食べたものを脂肪として溜めづらくなるのです。
さらに運動する前に飲むことで、運動による内臓脂肪が減りやすくなっていくのです。
ですがコーヒーを飲み過ぎてしまうと、体に悪影響が出るおそれもあります。
コーヒーを飲む量というのは1日2~3杯くらいに抑制することに注意しましょう。
内臓脂肪を減らすための飲み物②:「低脂肪乳」
低脂肪乳というのは、内臓脂肪を減らして痩せやすい体にする効果があると考えられているそうです。
低脂肪乳を飲むと血液中のカルシウム濃度が増加します。
そうすることで、脂肪の分解の邪魔をしている副甲状腺ホルモンの働きが、崩れることから内臓脂肪が、溜まりづらくなるのです。
低脂肪乳を、食事を摂る前に飲む事で、それより後の食事で内臓脂肪がたまりづらくなってしまいます。
更に脂肪分が抑制している低脂肪乳というのは、普通の牛乳を飲むよりも摂取カロリーが少なくて済むというのも良いところです。
内臓脂肪を減らすための飲み物③:「杜仲茶」
ダイエットにとっては良いお茶は、いっぱいあるのですが、その中の杜仲茶においては「ゲニポシド酸」を含んでいるのです。
ゲニポシド酸というのは、脂肪の分解やコレステロールの吸収を抑制する効果を発揮することもあって、内臓脂肪を減少させる効果があるとされています。
これ以外にも、高血圧症予防デトックス作用まであるのです。
食事と同時に杜仲茶を飲む事で、食事で内臓脂肪が蓄積されづらくなってしまうので、杜仲茶を食事のお供にすればいいかもしれませんね。
内臓脂肪を減らすための飲み物④:「ローズヒップ茶」
ローズヒップ茶というのは、ローズヒップといったバラ科の植物の実を使って作られたお茶になります。
このローズヒップ茶とは「ティリロサイド」というような成分が入っていて、肝臓にある酵素の働きを活発にさせて内臓脂肪を減少させるため効果的だとされています。
そして、ディリサイドには血糖値の上昇を抑制する働きが伴うことによってダイエット効果が期待されているのです。
ローズヒップに関しては、スーパーなどだとおいそれとは入手する事は困難かもしれませんが、ウェブショップで発売されています。
内臓脂肪を減らすための飲み物⑤:「きび酢」
きび酢というのは、サトウキビのみを使用したお酢なのです。
きび酢には、「オクタコサノール」といったアルコールの一種を含んでいます。
オクタコサノールは、内臓脂肪を燃やしたり、食事を摂っても内臓脂肪を溜めにくくする効果があるのです。
これ以外にも「ミネラル」や「ポリフェノール」をたっぷり含むので食事したものを効率的にエネルギーに変え、血液をサラサラにして代謝を上げる効果まであるというわけです。
きび酢の摂取方法はいろいろあると思われます。
きび酢をサイダー等で割って飲んでも構いませんし、普段から使っているお酢をきび酢に替えて使ってもいいと思います。
本日紹介させて頂きました、飲食物は明確に内臓脂肪を減少させるのに効果がありますが、暴飲暴食してしまいますと無意味に終わります。
内臓脂肪を減少させる食べ物や飲み物だとしても安心することなく、摂る容量にも配慮することが重要となります。