「お風呂場でトイレ(おしっこ)」。
あなた自身一回くらいはしたことがあるのでは?
癖になると、あの他に例えようのない解放感と罪悪感。
してはダメと思い続ける一方で、分かっているけど、ついついお風呂がでトイレ(おしっこ)をしてしまう・・・。
というような事ありませんか?
「お風呂場でトイレ(おしっこ)。そんな事するわけないでしょ!」というような方も大勢いるかもしれないのですが、アンケート調査を確認してみると、びっくりすることに男性の方は41%、女性の方は35%が「お風呂場でトイレ(おしっこ)をしてしまう」という回答したとのことです。(対象:18歳以上の男女500人)
気恥ずかしくて「していない」と回答した人も入れると、さらにもっと多いのかも知れません。
肯定的な意見としては、「同じ排水に流れていくのだから同じだよね。」「水のコストダウンにもなるので、効率が良い。」という声も。
小っちゃい時からの癖でしてしまう人もかなりいるという「お風呂でトイレ(おしっこ)」
ですが、単刀直入に申し上げるとその癖、治さなかったら、ひどい事態にあうかもしれないからです!
本日は「お風呂場でトイレ(おしっこ)」が怖いとされる理由を紹介させて頂きます。
目次
夜間頻尿がもたらされる原因。
お風呂場でトイレ(おしっこ)をやっていると、夜間頻尿にかかりやすいそうです。
睡眠時というのは布団に入っていることから、体が温まっていて、のんびりした状態になるはずです。
これを、脳が知らず知らずのまま、トイレ(おしっこ)をやっている際と同じ条件と認識違いをして、腎臓が尿の生産をしてしまうわけです。
そもそも、健やかな人間というのは、睡眠をとっている際に「抗利尿ホルモン」が分泌がなされて、尿の生産をストップされる指示を発しています。
夜間頻尿の人というのは、このホルモンの分泌が妨害されてしまって、結果として、尿意を覚えて目を覚ましてしまうことになります。
夜尿症(おねしょ)がもたらされる原因。
夜間頻尿がもたらされる原因と一緒で、体が温まって緊張をほぐす事によって、尿が生産され、布団においても、トイレ(おしっこ)をしている際と一緒のようになり、脳が誤解して「おねしょ」をしてしまう要因になります。
成人してからのおねしょについては、いかなる理由があろうとも回避したいものですよね。
心因性頻尿の原因とは
夜間頻尿とは異なって、体は異常が一切無いというのに、「頻尿」に悩まされ続けている・・・と言われる人は「心因性頻尿・神経性頻尿」と診断されます。
精神面での問題の関係で、尿意をガマン出来ない症状のことなのですが、お風呂場で排尿する事においても「心因性頻尿」がもたらされる原因であるそうです。
原則的に、お風呂に入っており、尿意を覚えたとして、お風呂を上がるまで我慢するのにも関わらず、お風呂でトイレ(おしっこ)をしてしまう人というのは「尿意を我慢しない」生活習慣がついてしまっています。
ちょっとでも尿意を感じた場合に引き続き我慢できなくなってしまって、頻尿が発症してしまう場合もあるそうです。
生活習慣というのは怖いもので、自分自身ではそういう気がないとしても、頭が有無を言わさず、勘違いすることから、抑えられなくなるようです。
お風呂場でトイレ(おしっこ)をしたくなるというのはどうして?
お風呂に入るとどういうわけかトイレ(おしっこ)がしたくなる。というのには、驚くことに、理由があるのです。
体の緊張がほぐれる。
お風呂に入ったと同時に、体全体が緊張から解放され、筋肉が緩み、トイレ(おしっこ)が出やすくなってしまうといわれています。
腎臓の動きが活発になる。
シャワーをしたりお風呂に入ると、血流が良くなり、腎臓が改善しておしっこが生産されやすくなってしまいます。
条件反射
おしっこ=水の音と脳がインプット
脳は水が流れていく音に反応して、トイレ(おしっこ)をして良いというような司令を行っています。
無意識化で水の音と尿意が共鳴して、お風呂場等によって、水の音を聞いていると反射的に体が排尿を準備してしまうことになります。
連鎖反応というのは怖いですよね。
お風呂でトイレ(おしっこ)をしてはダメな理由と、どうしてしたくなるのか?
ご理解いただけましたでしょうか?
夜間頻尿あるいは、おねしょというのは快適な睡眠の妨げになってしまうようです。
「たかが、お風呂でトイレ(おしっこ)くらい」みたいに思わずに、お風呂に入る前にトイレ(おしっこ)に、行くべきか、お風呂から出るまで我慢するように注意しましょう。