ハイブリッドカーであっても、その他の車と同じ様にバッテリー上がり(劣化)をしてしまう事を知っておられるでしょうか?
車には特に冬の寒い季節というのは、バッテリーが上がり(劣化)易いので、対策アイテムというものを車に載せておくように心掛けましょう。
そうならないように本日は、ハイブリッドカーのバッテリーが上がって(劣化)しまうことに関しての紹介をしたいと思います。
ハイブリッドカーについては、2種類のバッテリーが備わっている!
普通のガソリン車については、バッテリーは1つ備わっていて、エンジンを掛ける時等に、使用されております。
ところが、ハイブリッドカーについては、2種類のバッテリーが備わっているのです。
1つは、走行システムや電子機器の為の、補機バッテリーで、ガソリン車に備わっているモノと一緒です。
もう1つは、ハイブリッドカーであればこその装備とされる駆動用バッテリーです。
モーターを使って、運行する時に使われる200Vの高電圧バッテリーになります。
リチウムイオンやニッケル水素といった種類があって、改良を積み重ね、最小化が進められました。
多数の車種では、後部座席の下側に納まっているというわけです。
駆動用バッテリーが上がって(劣化)しまう理由
ハイブリッドカーに備わっている駆動用バッテリーというのは、充電が自動的に制御されていますので、上がって(劣化)しまうことは滅多にありません。
当然、駆動用バッテリーが耐久年数に到達してしまう場合も稀にございます。
ですが駆動用バッテリーは大容量及び長寿命に向けた作りであるので、標準的な乗り方を行っていれば、基本的にはバッテリー交換については必要ありません。
しかしながら、車を動かす時のエンジンシステムについては補機バッテリーによって動いています。
従いまして、補機バッテリーが上がって(劣化)しまった時は、駆動用バッテリーも動かなくなってしまうのです。
他タイプの車とは違って、ハイブリッドカーに関してのバッテリー上がり(劣化)は、「システムダウンに伴う、走行不能状態」を示すのです。
補機バッテリーが上がって(劣化)しまう理由
ハイブリッドカーの補機バッテリーについては、エンジン始動として使用されないので、ガソリン車と比較して、消費する電力というのは少ないとのことです。
更には、停車中に、駆動用バッテリーから補機バッテリーへと電気が供給されるということから、渋滞中にカーナビを使用しても、バッテリー上がりを引き起こすことはありません。
ですが、充電量以上の電力を使うことにより、バッテリーが上がってしまうことは、ガソリン車の場合と一緒です。
駐車中のライトの消し忘れについては、最もバッテリーを消耗させるので注意したいしたほうがよいです。
補機バッテリーの寿命というのは、使用方法により変わりますが、およそ4~5年が目安といわれているようですので、周期的にバッテリーの交換はするべきです。
何はともあれ、一度上がって(劣化)しまうと、バッテリー上がりが発生し易くなってしまうので気をつける必要があります。
ハイブリッドカーだとしても、補機バッテリーを備えているため、ガソリン車と同じ様に、バッテリー上がり(劣化)には注意したいですね。