社会人だったら、一回は就職試験であるとか面接を受けた経験があるのではないのではないかと思います。
入社するにあたり、面接を受けようと思う会社の事を、ある程度は情報収集をしたりすると想像するのですが、ひとたび採用されて入社してしまうと、万が一にも、話が違ったとしても、そう簡単には、辞めることは出来ませんし、何度も何度も転職を繰り返したくはないですよね。
仮にその会社がブラック企業だったとしたら・・・。
と考えても、実際のところ、入社してみないと分からないというのも事実です。
ですが、ブラック企業(会社)の求人票から、ブラック企業(会社)を見極めるヒントが隠されているのです。
本日は、「求人票で見極められるブラック企業(会社)の見分け方」をご紹介させて頂きます。
目次
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:1年中求人を出している。
「求人募集」が1年中しているという企業(会社)があると思います。
そういう企業(会社)は要注意です。
怪しい会社(ブラック企業)というのは、一年中求人募集を行なっています。
労働環境の悪さという事から、社員が続かないこともあって、日常的に「社員募集を行なう」ことが必要不可欠であるのです。
短絡的に都合がいい費用の安い社員を求めている恐れもあるでしょう。
一般的に考えて、企業(会社)が求人を出すタイミングというのは、4月入社に適した「1月から3月」、「ボーナス後退社の7月、12月」だと言われていますから、一年中求人募集する企業(会社)というのは、ブラック企業(会社)の可能性があると言えるかもしれません。
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:若年者が活躍中!
怪しい会社(ブラック企業)というのは「求人募集」に「若年者が活躍中!」という「文言」が入っているところが多いようです。
若くて勢いのある会社というようなイメージを持たせたいと思っているのか、長期間にわたって、勤めている人が居ないという証拠となります。
裏を返せば、会社の貴重な戦力となる、ベテランが存在しないというようなことが考えられます。
こういう会社は、社員を使い捨ての如く、使っている可能性大であると考えられます。
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:残業なし!
「求人募集」に「残業なし」という文言が入っている企業(会社)も怪しい会社(ブラック企業)の可能性が大となります。
残業なし。
という言葉を聞くと・・・なんと!良い響きなのでしょうと思ってしまいます。
最近の若者というのは、給料なんかよりもプライベートの時間が確保されるかを、優先している確率が高く、魅力がある誘い文句と言えるでしょう。
ですが現実は、残業なしでという事ではなく、「残業代なし」の会社が多数あり、サービス残業というのが、横行している会社になると見られがちの求人広告となります。
劣悪な会社ともなれば、「あなた自身の意思で残っています。」というような「念書」を書かされる会社もあると聞きます!
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:アットホームな雰囲気。
「求人募集」に「アットホームな雰囲気」という文言が入っている企業(会社)も怪しい会社(ブラック企業)の可能性大となります。
なによりアットホームというのは素晴らしいことだと思うのですが、社内行事がむやみにたくさんあったり、過剰に干渉があったりと、休日勤務が多くある会社に典型的な表現となります。
そして、募集者に安心感を抱かせるために、社員全員のニッコリ微笑む集合写真を掲載したり、とびきりアットホームを誇張しています。
そのような会社には注意が必要です。
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:市場価格よりも給料が高い。
「求人募集」の給料が「市場価格よりも、もの凄く高い場合」怪しい会社(ブラック企業)の可能性大となります。
言うまでもなく、「給料」に関しては高水準の方が良いに決まっていますが、市場価格と比べて「もの凄く」高い場合には気をつける必要があります。
高い給料でないと勤める事ができない重労働だという傾向が高く、「社員が辞めていってしまう。」「人が集まりにくい。」という実態が見られることから、「高い給料」を設けているのです。
「高い」はまだいいのですが、市場価格と比べて「物凄く高い」というのは注意が必要です。
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:少数精鋭。
「求人募集」に「少数精鋭」という文言が入っている会社(企業)は怪しい会社(ブラック企業)の可能性がかなり高いので、避けた方がよいかもしれません。
逆に考えると、「一人当たりの仕事量がとてつもなく多くある」だと言ってもいいでしょう。
「少数精鋭」というのは充分ではない人数の中で、何とかする時に、上の人間が使う「常套句」となります。
社員というのは、多い方がよいに決まっています。
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:ノルマなし。
「求人募集」に「ノルマなし。」という文言が入っているところも怪しい会社(ブラック企業)の可能性大となります。
会社にとっては、利益の幅を追求しているのですから、ノルマというのは必要となります。
むしろ「ノルマ」というような言葉を使用しないだけで、極限にまで働かせようという会社によく見受けられる表現となります。
あえて強調しているポイントは、かえって、疑った方が良いでしょう。
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:「やる気」「夢が叶う」と言った、精神論を強く主張している。
むやみに夢や将来の展望を伝えている求人については気をつける必要があります。
社員に同調を求めて、精神論にして、厳しい労働を遂行させる事を良しと考える「社風」であるという事が考えられます。
特徴としまして、大きな声で社訓を読み上げる、「朝礼」を好むことがよくあります。
よく使っている言葉については、「夢」「感動」「成長」なのではないでしょうか。
怪しい会社(ブラック企業)の見分け方!:社員旅行は海外等を過剰にアピール。
仕事にてのアピールポイントが一切無い会社によくある広告となります。
「海外旅行すごいだろう?」というような、単純な感覚をもち合わせた経営者ではないでしょうか。
不人気な高校にも関わらず「修学旅行が海外に行く。」ということを看板として、受験者を増やそうとしているのが、垣間見えます。
これだけ紹介させて頂きました、「求人票」より更に、警戒した方が良い、文言、表記というのが下記となります。
年間休日数が異常に少ない、試用期間がやたら長い。
履歴書不要、実力主義、能力主義、成果主義、幹部候補募集。
即日採用、採用基準が低い、幅が広すぎる月収例。
大袈裟と感じるかもしれないのですが、総企業数の8~9割というのが、ブラック企業と伝えられていて、マスコミ報道される事も多くなってきましたが、依然として尽きることがありません。
自分の会社がブラック企業(会社)だという事を気付かないで働いていることだってたくさんあります。
本日の情報を求人票に当てはめて見て、自分の会社がブラック会社(企業)かどうであるのかお役立てください。
現代では会社(企業)の口コミ・評判なんかもネット情報で見つけられる時代ですから、就職・転職前には確かめてみるのも、怪しい会社(ブラック企業)を避けるために必要な一つの対処方法となるのです。