タイムトラベルは可能なのでしょうか?
漠然とした「疑問」ですが、「時間」とはどういうものなのか?
考えると凄く神秘的で、「謎」な部分が多いところが凄く興味があるところです・・・。
SF映画で有名な「タイムトラベル」の話は「バックトゥザフューチャー」があります。
「過去」にも「未来」にも行けるという映画で「デロリアン」というアメリカの車ですが、その車を「タイムマシン」改造して「タイムスリップ」をするという話です。
科学的に説明すれば、時間とは「未来」は「これから起こる事。」
「過去」とは「もうすでに起こった事。」です。
時間が一定軸と捉えれば、「未来」はこれから起こる事なので、「未来」に対しては「タイムスリップ」が可能なのですが、「過去」は「もうすでに起こった事。」なので「過去」に行くのは無理と言われています。
なぜ「無理」なのかというと、例えば「今(現在)」タイムマシンを作ったとします。
それで「過去」に行ったとするとその「過去」は「今(現在)」より「時間」が前になります。
「今(現在)」より前の「過去」は「タイムマシン」はないので、「何」に乗って「過去」に行くの?という話になります。
これはひとつの考え方ですが、「時間」は「一定軸」という「理論」という想定から考えられた「理屈」です。
時間は「一定軸」ではなく「他の世界」も存在するという「理論」を存在するので、それも踏まえて色々な「タイムトラベル」の「理論」を紹介させて頂きます。
目次
タイムトラベルとは
タイムトラベルという「呼び名」にも色々あります!
「タイムスリップ」「タイムワープ」「タイムリープ」「タイムトリップ」と多様な表現が存在します!(意味は一緒です!)
日本語でいうと「時間旅行」という「呼び名」もあります。
それぞれ、「呼び名」が違うだけで同じ「タイムトラベル」の意味です。
タイムトラベルとは「過去」「現在」「未来」の「時間」を移動する事を言います。
現在から過去へ行く事を過去への「タイプトラベル」と言います。
現在から未来へ行く事を未来への「タイムトラベル」と言います。
タイムトラベルとは
通常の時間から離れて、「現在」から「未来」へ。
あるいは「現在」から「過去」へと「時間移動」する事。
その「時間」の移動時間は「一瞬」で「時間移動」する。
タイムトラベルは可能なのでしょうか
「タイムトラベル」は可能なのか?
シンプルな「疑問」ですが、物凄く奥深い、「問題」です。
科学的に説明がつくものから現実的に実現可能かどうかという理論まで現代において、色々あります。
「タイムトラベル」の理屈から説明します。
結論から言ってしまえば「未来」には行けるが、「過去」には行けないと言われています。
「現在」から「過去」に行くという「タイムトラベル」の話をすると「タイムパラドックス」にぶち当たります。
「タイムパラドックス」とは「時間の逆説」で「過去」の出来事を変える事により「現在」に対し、「矛盾」が出る事を言います。
よく説明で使われるのが「親殺し」ですが、あなたが生まれる前に「タイムトラベル」をしたとします。
そしてあなたの「親」を殺したとします。
そうすると「あなた」は存在しなくなります。
「あなた」は未来に存在しないはずなのに存在しないあなたが「タイムトラベル」して「親」を殺した事になります。
これを「親殺しのパラドックス」と言います。
本来、時間は「過去」→「現在」→「未来」という流れで「一方通行」になっています。
「タイムトラベル」で「過去」に行ったします。
「未来」に影響が出るような「過去」を改変した場合、「現在」において「矛盾」が出る事を「タイムパラドックス」と言います。
過去にあなたが戻るという事はその過去にはあなたが2人存在している事になります。
現在のあなたが過去へ「タイムトラベル」して「過去のあなた」と会うとします。
すると「過去のあなた」は記憶に混乱が生じる。
そして「自分自身」に遭遇しているという事は「ドッペルゲンガー」であって、大変な混乱が予想されます。
自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象である。
自分と姿、形が同じもう1人の自分。
「肉体」「霊魂」が分離し、実体化された現状で「ドッペルゲンガー現象」とも言われています。
「ドッペルゲンガー現象」があると「死の予兆」とも言われています。
現在において、「タイムトラベル」は「理論上」出来ます。
理論的には「未来」には行けるが「過去」には行けないと言われています!
「未来」に一度、行ってしまえば、「現在」に帰ってくる事は「不可能」と言われています!
「タイムトラベル」それを実現可能にするには「ハードル」が高いため、今のところ「実現不可能」を言われています!
過去へタイムトラベルを可能とする解釈
「時間」とは「過去」→「現在」→「未来」と「一方通行」で流れている。
そして「過去」に行くという事は「現在」に与える影響がある事柄を「改変」した場合、「現在」あるいは「未来」に対し「矛盾」が生じると説明してきました。
その「矛盾」を「タイムパラドックス」と言います。
ちょっと、復習的に説明させて頂きました。
この「矛盾」を解消するための「説明」をしていきたいと思います。
「パラレルワールド」です。
「時間」とは基本的に「一定軸」と考えられてきました。
「一定軸」というのは「過去」→「現在」→「未来」で「一方通行」であるという「理論」から「過去」に行くのは「矛盾」が生じるため、「理論的」にも「過去」への「タイムトラベル」は不可能とだったのに対し、その「矛盾」を打ち消す事が可能なのが「パラレルワールド」です。
この世界には「パラレルワールド(並行世界・並行宇宙)」が存在すると言われています。
私達は日々、色々な「選択」をしています。
今日の昼は何を食べようか?「和食」しようか「洋食」にしようか?
どこの店で食べようか?弁当を買ってきて食べようか?
女性をデートに誘おうか誘わないか?等、色々選択して生活をしています!
どれを選択をするかによって、未来が変わり、選択パターンは一定ではない以上、無数のパターンの未来が存在している事になります。
人生というのは「選択の連続」でその積み重ねが人生で未来を作っていく事になります。
その「選択の可能性」の分だけ分岐的に「未来」が存在している。
その「分岐の数」は無数であり、その無数の数だけの「未来」があるというのが「パラレルワールド(並行世界・並行宇宙)」と言われています。
ある時空から分岐し、それに並行して存在する別の時空を指す。
並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。
四次元空間や異次元ではない。
私達が住んでいる世界と見た目は一緒で起こっている事が微妙な事から大きな事まで違う。
タイムトラベルを可能とするアインシュタインの理論
アルベルト・アインシュタイン:ドイツ生まれの理論物理学者
1879年3月14日 – 1955年4月18日
アメリカ合衆国ニュージャージー州プリンストンにて(76歳没)
主な受賞歴
バーナード・メダル(英語版)(1920)
ノーベル物理学賞(1921)
マテウチ・メダル(1921)
コプリ・メダル(1925)
王立天文学会ゴールドメダル(1926)
マックス・プランク・メダル(1929)
「相対性理論」というのお聞きになった事と思います。
「時間」の流れは「皆、平等に流れる」
これはみんな、常識的に思われる言わば、「常識的」に理解しています!
ですが、「アインシュタイン」は「時間」は「絶対的」ではなく「相対的」だと言っています。
分かりやすく言うと、「時間」は「人によって」流れ方が違うという事です。
なので「時間」は「相対的」に流れていると「アインシュタイン」は言っています。
例えばあなたが早く動けば動くほど周囲に対する時間の流れが遅くなります。
更にあなたが早く動き、その速さが「光の速さ近く」に達するとします。
するとあなたから見た周囲は「停まっている」ように見えます。
時間のスピード=光の速さ(時間のスピードと光のスピードは同じです。)
「相対性理論」とは「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」の総称として言われています!
物体が早く動けば時間がゆっくりになる。
物体が重いと時間がゆっくりになる。
物体が早く動くと質量が重くなる。
「タイムトラベル」を可能とするためのエネルギーは
「時間」の「相対性」が原因で「物体」を早く動かせば動かす程、その「物体」は「収縮」します。
この収縮を「ローレンツ収縮」と言われています。
また「物体」が早く動けば動くほど、「質量」が重くなっていきます。
人間が早く動けば動くほど、「体重」が重くなるという意味です!
「物体」を「光の速さ」に近づけるわけですので、その「物体」は途轍もない「重さ」になります。
その「途轍もない重さの物体」を動かすには「途轍もないエネルギー」が必要になります。
ローレンツ収縮
等速運動している物体の長さが、その物体の静止系で測定した長さより運動方向に収縮して観測される現象。ローレンツが、マイケルソン-モーリーの実験を説明するため1893年に提出、のち特殊相対性理論により論証された。ローレンツ短縮。
タイムトラベルを可能とする光速スピードは可能なのか?
これも結論から言うと「宇宙船」は現在においてありません。
なので実現が難しいと言わざるを得えません。
「宇宙」に対しての科学はまだまだこれからだと思います!
未来において、「光速可能」の宇宙船ができるのではないかなと思います。
遠くはない未来と表現したいのですが、おそらく、私は生きていない時代だとは思いますが、想像すると「宇宙戦艦ヤマト」を思い出します。
その「宇宙戦艦ヤマト」で「ワープ」というのがあります。
「ワープ」とは「光の速さ」超えるスピードを「波動エンジン」に出し、A点からB点に「瞬時移動」をするという事です。
ですが、頻繁に「ワープ」する事が出来ない。
なぜかと言うとA点(始点)からB点(着点)にデブリ(破片・宇宙のゴミ)があった場合、「艦」に致命的なダメージを与えてしまう可能性があるので、厳密な計算と測定が必要になります。
ですが、「ワープ」は非常に早く、この「ワープ」を繰り返す事で「148000光年」彼方の「惑星イスカンダル」まで約半年程度で到着しています。
「タイムトラベル」に必要な「光速スピード」の出る「宇宙船」は現段階では無理です。
これから未来に科学力の進歩によって、実現の可能性はあると思われます。
タイムトラベルは可能かのまとめ
現段階において、タイムトラベルは可能かと言うと、「理論的」には可能です。
ですが、「未来」に行けても「過去」には行けないという意見が多いようです。
それは「親殺し」の「タイムパラドックス」で説明させて頂きましたが、タイムマシンで「過去」に行って、「自分」の親を殺したとします。
その時点で「自分」は存在しない事になります。
存在しない自分が「自分の親」を殺せるでしょうか?
存在しない自分が「現在」から「過去」へタイムマシンへ乗れるでしょうか?
「矛盾」が生じます。
これを「タイムパラドックス」と言います。
これは「時間」とは「一定軸」であるという「理屈」の考え方です。
この「タイムパラドックス」という「矛盾」を解消する理論があります。
それは「パラレルワールド」です。
パラレルワールドとは過去が複数あり、現在も複数あり、未来も複数あるという理論的です。
親殺しの「タイムパラドックス」で説明すると、自分が「過去」に「自分の親」を殺したとします。
親殺しをした時点で「自分」は存在していない事にはならず、「親殺し」をした「親」は存在しない未来が形成される。
ですが、「自分」が存在している「現在」と「親殺し」を行った「現在」は「別の世界」が出来ます。
その「別の世界」が「パラレルワールド」と言います。
私達が生きてるこの世界は実は無数に存在していて、その世界は今見ている「光景」とそっくりだけど、微妙に違ったり、大きく違ったりしているが、地球上の日本が無数に存在していて、もう1人の「自分」が存在していたり、最初から生まれてこない場合は存在すらしていない「世界」でそういう世界が無数に広がっている!
今、現在において過去に行く事は不可能とされていますが、「時間」と「世界」の問題はシンプルではなく、かなり複雑なのかもしれません。

