【時間は存在するのか?】時間は存在しない理由。実在しない!

時間は存在しないのイメージ

私達の常日頃は当然のように経過しています。

時間というのはどんな人にも止めることは不可能です。

あなたが趣味であるとか仕事に熱中したというような時、時間を忘れて凄い時間が経過しているような事はありますが・・。

そうだとしても時間というのは、一定のリズムで刻み続けています。

そういうわけなので、私達は1日中、時間に振り回されて生活しているのです。

カレンダーとか時間といったもの、時間を確認するツールがなかったら、毎日の暮らしに支障が出る人がほとんどだと思います!

顔を出したくないミーティングがあったり、テストが近日中に差し迫っているとか。

「時間が止まればいいのになあ!」などというような事をあなたがどれほど願ったとしても、あなたが日々を過ごしている限り、時間は無常に刻み続け、必ずやその瞬間というのは訪れます。

言い換えるなら、絶望を実感するかのごとく時間というのは私達からすれば絶対的な存在となるのです。

ですが、このような事を言われたらあなたは信じるでしょうか?

某物理学者において、「時間というのは実在しないという事を理論的に証明しました!」などというような事を言ったとしたら。

本日はそんな「時間は存在しない。」をテーマに解説していこうと思います!
 

「時間」というのは存在しないといったポイント。

 
イギリス紙「Express」等によると、世界的な規模でポピュラーな2人の物理学者において、「時間」は存在しない、人間の空想に過ぎないと語られていると言われています。

私達からすれば時間というのは、ものすごく当たり前すぎて、その存在を疑いの目で見ることすらできない話ですが、そもそも、なぜ彼らは時間が実在しないと主張するのでしょうか?

では最初に私達が良くわかっている通常の時間に関し考えてみる事とします。

今さら言うまでもありませんが、一回、起こってしまったことは起こってしまわなかったことにはできません。

時間を巻き戻して、なかったこととし、最初から始めることなんて不可能なのです。

どういうわけかはさっぱり分からないのですが、時間というのは「非対称的なもの」で、矢があるのと同じく、「一定方向」だけにしか進まず、元に戻ることが無いといった不思議な特徴があります。

ですが物理学に関しましては、不思議なことに、時間は未来だとしても過去だとしても自由自在に進むことのできる「対称性」を備えているのだそうです。

映画などといった感じに映像を巻き戻し、あるいは逆再生するみたいに時間を遡ることがあっても良いだろうと捉えるわけです。

それに伴って物理学であれば、膨張する宇宙が時間を遡って収縮してしまう「ビッグクランチ」を考えに含める事ができるのです。

それだけではなく、一部の物理学者においては、時間を一定方向に進行する矢があるのと同じ非対称的であると見たてる事の方が理解しがたいんだそうです。

それでは、彼らが考える時間の本質というのは一体、何なのでしょうか?

2人の物理学者において、「ブロック宇宙論」「現在主義」といった、全く異なる立場から時間の非実在を解説しています。
 

ブロック宇宙論というのは?

 
米マサチューセッツ工科大学の物理学者マックス・テグマーク教授とは、「ブロック宇宙論」の立場によって時間の実在を否定することを可能にすると言われています。

「ブロック宇宙論」というのは、時間というものは「現在から未来」へ向けて過ぎて行くことではなく、「過去・現在・未来」それぞれが同じものとし存在していると主張する物理学的時間論となります。

これだけだったら、若干理解しづらい概念なことになりますが、中学校において習う二次元座標、要するにグラフをイメージして頂ければ理解しやすいかもしれないですね。

二次元座標のX軸を時間軸として、X軸上の点を移動することにより過去から未来さえも、意のままに時間を設定する事が可能となります。

そのうえで、その点を操るあなたは、ありとあらゆる時間を同じものとして扱うことが出来るというわけです。

「ブロック宇宙論」であれば、過去・現在・未来までのトータルの時間が空間的として位置づけられているのです。

そうすると、どうしようもない過去とか、自分自身が100パーセント死んでしまっている1億年後の未来なんて言われるものは存在しないと言えるでしょう。

そういった背景から、テグマーク教授は、時間というのは客観的な物理世界に実在することではなく、「人間が作り出した幻想にすぎない」のだと結論付けているというわけです。

「流れる時間といった幻想というのは、脳が生みだしているのです。とっくに過ぎた過去がある感じがするというのは、私達の脳が、記憶を留めておくということからに過ぎません。」
 

現在主義というのは?

 
一方、英物理学者ジュリアン・バーバー博士とは、「現在主義」といった別の立場より、時間の非実在性を明言しているのです。

博士は、物理学者であって作家のアダム・フランク氏との対談(「時間について:ビッグバン末期においてのコスモロジ―と文化)で、あらゆる場所がそれぞれの「現在」と対応するというような想像上の国家「プラトニア」に関しまして言明しています。

空間と時間が対応する「ブロック宇宙」に近いですが、博士がこのポイントで最も着目するのが「現在」の特権性。

プラトニアだと、どんな所に移動しても、ある任意の時間が現在となるため、ここには過ぎ去った過去、そして未だ成し遂げていない未来といった時間の流れは存在しておりません。

この思考実験において、次にあげるような結論が導き出せると博士は言っています。

「あなたが先週有ったといった唯一の証拠とは、あなたの記憶なのです。それよりも、記憶というのは「現在の脳のニューロン構造が生じさせます」

「地球に過去があったという事を立証する唯一の証拠というのは、岩や化石です。ですが、岩や化石から過去の存在を解るというのは、そういった岩や化石を検証している現在の私達なのです」

「要するに、ありとあらゆる記録(記憶)というのは、現在のあなたがご自身で持っているということなのです」

英哲学者バートランド・ラッセルが考えた「世界5分前仮設」といった奇妙な思考実験が存在します。

ラッセル氏は、過去から現在に至る迄「138億年」もの年数にわたり存在してきたことになっている宇宙(世界)というのは、本当は今からわずか5分前に作成されたと思っても全然差しさわりないと言っています。

1億年前の化石であろうとも、今現在の私達からすれば、1億年前の化石とし、5分前に作成され、私達の記憶であろうとも5分前に、私達の記憶としまして、作成されたことにより、客観的な目線で1億年前というような過去が実在することがなくても、1億年前があったとする事は可能だというのです。

ラッセルは、たまたま「5分前」と想定したのですが、「1分前」としても、1秒前としても、仮設の中身は変わりありません。

それでころか、一瞬毎に世界が誕生しているとイメージする事もできるのです。

ハーバー博士の「現在主義」が言わんとされていることも、究極的には「世界5分前仮設」と一緒でしょう。

すなわち、記憶は現在の記憶に過ぎないことから、いつまで経過しても、過去が客観的な目線で実在したと立証することは、不可能というわけです。

それらの2つの説を納得するキーポイントは、物理学者が対象にしている時間というのは、物理学的な時間であって、私達が体験するといったような過ぎゆく時間というのは、主観的なものに過ぎず実在といった表現に至らないといった所です。

困難ですが、時間が実在とは違う事を感覚的に納得するためには、私達が「現在だけしか体験していない」という事実ではないでしょうか。

私達は過去を振り返ったり、未来を予想したりすると思いますが、未来を現実に体験する時には、それをいつだって、現在としまして体験します。

結局のところ時間といった、全体を包むといったような曖昧な何かが変わるのとは違って、私達はいつだって現在に止まっていて、実在するものが運動しているのみという事になっているのです。
 

【時間は存在するのか?】時間は存在しない理由。実在しない!:最後に

 
なんと言うか頭が正常に働かなくなってくるような話ですが、想像以上に興味深い考えで溢れていますね。

時間が経過するというのは人間的な認識であり、人間が時間と感じるというのはエントロピーの変化。

私達の平行世界というのは、光速で運動しているため、やはり時間については流れていないとするのなら?

そうだとしても、この時間の意図にこれから先も追われる事に変わりなどないので、私達は、実在するだろう、明日をターゲットに行動するしかありません!

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