死後の魂・意識はどうなるのか?そしてどこへ行くのか?

死後の魂の行方のイメージ

「生命」「動物たち」あるいは「植物」それから「人間」である私たち。

その全ての方が、平等じゃないですが、例外無く訪れることがあるのではないでしょうか。

何かと言うと、「死」です。

いかなる有名な科学者であろうとも、どんな高尚な人であっても、「死」から逃げ出すことは不可能です。

古来において、死は神聖となっていて、そして恐怖すべきものだったのです。

何はともあれ、人間の「意識」は死後どのようになるのでしょうか?

人生の記憶が詰まった、その意識は死と一緒に全部存在なくなるのでしょうか。
 
 
本日はそのような、私達において今は明らかに経験する事のできない問題に関して、構築論がステップバイステップで進行していると考えられている、サイエンス側の着眼点で紹介していこうと思います。
 

量子論の世界の中に意識が?

 
私たちの意識が、脳神経の手間の掛かる電気的信号が組み合わさって構築されているものだとするなら、肉体の死に伴って、電気的信号も途絶え、意識は消え去ることだと思います。

肉体は全て物質で構築されているのであって、世間一般の物理学で考えるならば、肉体が働きを止めることにおいて、意識も消え去ると想定するのは、極めて全うな認識となります。

ですが最近では、一層無視できなくなっているものが「量子物理学(量子論)の世界」です。

更にはこの量子論を採用して「意識」の問題に迫っている2人の科学者が「アリゾナ大学名誉教授のスチュワート・ハメロフ氏」と、「数多くの物理学賞を受賞されているロジャー・ペンローズ氏」です。

ハメロフ氏らによると、私たちの脳内で起こっている「量子的重ね合わせ」の状況が、意識を構成していると言われています。

意識が量子論の世界の存在であるとするなら、肉体の死が原因となってシンプルに消え去るというのは言い難いとなります。

量子論は「重力」「空間」「時間」を超えた世界ですから。

両氏は1990年代から、脳神経細胞内のマイクロチューブル(微小管)が量子状態(量子的重ね合わせ)に在って、これが私たちの意識の源となっていると説明しているのです。

これは統合客観収縮理論と呼ばれており、量子論から意識の問題に切り込んだ最先端の研究としまして注目されたのですが、学会のメインストリームでは受け入れられず、数々の批判の的にされてきました。

しかしながら2014年に、その当時、筑波大学に籍を置いていた「アニルバン・バンディオパダヤイ博士の研究チーム」により、実際に脳神経細胞内の「マイクロチューブルで量子バイブレーション」が発生している事が確認されたと発表が行われ、現在、これが色々な脳波の発生源になっていることが指摘されています。

私たちの脳内で量子論的現象が発生しているのであれば、それについては驚きを隠す事ができません。

90年代から2000年代に及んでは、懐疑的な目で見られてきた「ハメロフ氏とペンローズ氏」の研究ではありますが、現在においては私たちの嗅覚も、この「マイクロチューブルの量子バイブレーション」により、生じている事が伝えられており、植物の光合成や鳥類が保持している「GPS機能」もマイクロチューブルの量子バイブレーションに、由来するものだと示唆されているのです。

そのうえで今回、私たちの意識もなお一層、「マイクロチューブルの量子バイブレーションの産物」になっていることが示されることになったということなのです。
 

「死後の世界」は”宇宙”へ!?

 
私たちの意識というのは、既存の物理法則を超越した存在ということが示されたのですが、「Disclose.tv」等によれば、「ハメロフ氏」は人間の脳は”生体コンピュータ”となっていて、意識は実行中の”プログラム”だと伝えています。

そのうえで肉体の死により脳活動が留まると「マイクロチューブルの量子状態」を保持できなくなって、意識は肉体を離れていってしまうという事です。

意識が姿を消す事はなく、大きな宇宙意識へと”帰って”いくということだと言えます。

すなわち”死後の世界”というのは、広い意味での”宇宙”であるという事となります。

それからもしも、人が蘇生したとしたらいつでも意識は今までの情報を保持し続けたままに、脳内へ戻ることが出来ると言われています。

当然、蘇生しないと意識は宇宙に残留しているか、または、別の生命体と合体して、生まれ変わる可能性もあると言われています。

”前世記憶”を有する子どもが、ときどき評判になる事例がありますが、このからくりに何か関連性がある可能性もあります。

過去に臨終を迎えた瞬間の人間の体重を測定し、”霊魂”の質量を算出するといった実験が何回か行なわれた結果、その重さは21グラムであるという説もあるのですが、本来”霊魂”が量子論的存在であれば、質量は無く、これらの実験は無意味であった事にもなるのではないでしょうか。

また、このマイクロチューブルの量子バイブレーションはインドの伝統的な楽器、シタールの演奏によく似通っているというから興味深いです。

「意識は脳神経細胞内の、微小管の非調和的な振動によって変化しますが、これはある種のインドの伝統的楽曲に似かよっています。ハーモニーを重要視する西洋音楽とは異なる。」と、ハメロフ氏は語っています。