人間の先祖、ホモ・サピエンスが誕生したというのは、大よそ20万年ちょっと前のアフリカ大陸と言われています。
ですが、これらの常識をがらりと変える衝撃的な研究発表が行われました。
驚いてしまいますが、人間の遺伝情報内において「エイリアンのDNA」を保持しているといったことだというのです!
早急に、掘り下げて紹介していきます!
新たなるDNAが見つかった!
ミシガン大学とタフツ大学の研究チームは、全世界より集められた2500人の被験者においてDNA検査を実施しました。
結果として、驚くことに人間のDNAの中において19種類「人由来とは違ったDNA」が存在していた事が発見されました!
更には、調査対象の2500人の中で50人がトータルのウイルスに打ち勝つ「パーフェクトな遺伝子」のレシピが残存している事も明らかになりました。
ですが、一体このDNAはどういったものなのでしょうか!?
不思議なDNAの正体
研究の結果、エイリアンDNAの正体は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)として珍しくはないレトロウイルスとされるもの、「内在性レトロウイルス」であるということが明らかになりました。
このウイルスは、なにかしらの拍子でゲノムに取り込まれ、何代もかけて遺伝されてきたと考えられます。
これについては、人間のゲノムの8%を占めていると言われています。
HIVにおいては「危険なウイルス」といった既成概念が存在しますが、実際のところ胎盤形成や脳細胞の活性化に関わる事も見つかっていて、人間の進化についての過程でなくてはならない存在と考えられます!
科学者の見解というのは
研究チームのウイルス学者ジョンコフィン博士において「今回の研究により、人間が進化の過程を突き止める非常に大きいきっかけを手に入れる事が出来た。
なお一層、これを活用したら古代に存在していたウイルスのパンデミックを解き明かせられるかも知れない。」と語りました。
現在まで、内在性レトロウイルスは病気を発症した人間にダメージを生じさせるものとし受け止めていましたが、人間の進化に必要不可欠な貴重な存在だった事が明らかになった。
ですが、同じ研究チームのウィリアムズ博士の話では、「内在性レトロウイルスの一切合切の型が見つけられていないので徐々に色々な障害が発症するかも知れない。
今後については、これまで以上にたくさんの人に対してDNA調査をやることが重要である」と語っています。
人類の誕生と進化:最後に
今回の研究発表などによって身体的な設計図だとも言ってみるとDNAが人間っぽく無いものにおいて形成されているといったことが明らかになった。
我々、人間はどこからやってきたのか?
そしていったい何者であるのか?
それから、これから先どこに行くのであろうか?
「生命の起源は地球ではなしに、地球外において到来したものである。」
と言われるパンスペル仮設が解明される日がもたらされるというのは近いのかも知れません。