宇宙空間に生身の人間が放り出されたらどうなる?

宇宙空間のイメージ

「地球」とはまったく異なる世界、宇宙。

「重力」がなく、「酸素」も全くない異次元ワールド、人間が長い時間過ごすと我々の身体においていかなる影響を及ぼすというのでしょうか。

現代においても、謎がたくさんある宇宙ですが、異なる惑星に向けての移住計画が存在したり、近未来、宇宙旅行が身近に及ぶご時世がもはやそこまできています。

それを踏まえて本日は「宇宙空間」が生身の人間に及ぼす影響を紹介していきたいと思います!

宇宙放射線で生じる被害

宇宙空間の中に居ると、地球上に居る「地上の10倍」もの「放射線」をあびる事になってしまいます。

地球上では大気が宇宙より「降りかかる放射線」から私達の身体を防御してくれているというわけです。

大気によっても「降りかかる放射線」の防御がなければ、私たちの身体の「神経系」が破壊され「認知機能」「運動機能」に影響が出てしまうことが考えられます。

更に「吐き気」「食欲不振」「疲れ」というような「放射線障害」「癌」等の病気に冒される危険性ももの凄くあります。

宇宙空間で「放射線」から100パーセント身を守る方法は存在しません。

宇宙に進出するならば受け入れないといけないリスクというわけです。

宇宙服を着ているから、ある程度は「被曝」に対しての防御をしてくれますが、宇宙に生身の人間が放り出されるとなると、この「被曝」が尋常ではない問題も想定に入れなければなりません。

もちろん、宇宙は真空なので、「酸素」はありません。

そのため、「1分~2分」で死亡すると思われます!

宇宙適応症候群

地球の重力が掛からないということは、「宇宙酔い」が発症します。

まさにそれが「宇宙適応症候群」と言われるもの。

「乗り物酔い」みたいなもので、「頭痛」「方向感覚の喪失」「不快な感覚」「嘔吐」というような症状が発症します。

宇宙に行ったほとんど半数の宇宙飛行士が実感している症状なのです。

なぜかと言えば「無重力」と言うより、重力の急速的な変化が原因です。

何日かで慣れるみたいなので、黙って耐えるしかないと言う事です。

宇宙での嘔吐は大惨事に繋がり、「死んでしまう」ことだってあります。

金魚鉢に呼吸の為のホースをとりつけ、それをかぶったところを考えてください。

そういう状態で胃の中にあるものを出してしまえば・・呼吸は出来なくなってしまうというわけです。

爪がなくなる

これについては「爪剥離」と言われているものになります。

最近の研究だったら、22名の宇宙飛行士が爪が無くなったと伝えられていると言われています。

宇宙服は重量がありかさ張る手袋が指先にプレッシャー掛けてしまう事で、血液の流れを流れにくくする事が要因であると言われています。

身長が伸びる

宇宙にしばらくの間いるうちに、通常の身長の3%程度身長が伸びると言われています。

それって嬉しい事であろうと思ったものの、残念な事に地球に帰還すると、地球の重力を受けるようになると、数カ月で初頭の身長に戻ってしまうとのことです。

いびきが治癒する

呼吸器系に重力が掛からなくなりますから、眠りに関係した呼吸問題が驚くほど低減します。

地球上でいびきが騒々しいと言われていた人でも、宇宙空間での「睡眠」は安心できます。

舌に掛かる「重力」がほぼない事が要因で、地球ではいびきが生じる原因になるだろう詰まりが解消されます。

筋肉への影響

宇宙においての移動方法は歩くのではなく浮かぶことです。

ず~っと浮かび続けている事で腰から下の筋肉はもちろんの事、骨さえも減少しだしてしまうようです。

負荷が減少することで心臓まで小っちゃくなる恐れもあります。

このこともやはり微重力環境が影響を及ぼしているためです。

視覚についての障害

長い期間宇宙にいると視野がぼやけ始めてしまいます。

眼球の裏がちょっとフラットとなり、網膜も又少し変わってしまうというわけです。

普通なら即座に治るようですが、まれに元の状態に戻る迄に何年か掛かる人もいるとのことです。

このことは視覚障害脳圧症候群と言われるもので、宇宙飛行士300名の中において症状を発症したのは、短期フライトであれば23%、長期フライトだと49%となりました。

長期間、宇宙に滞在すると50%の人が視力に問題を持つことになるという事です。

重力が無い宇宙においては体液が体の上部に流れ込みます。

そうすると頭部の内圧が上昇し、視神経をほんの僅か破壊してしまいます。

これが視覚に影響を及ぼします。

他には宇宙線が視覚の原因となりて閃光みたいな感覚を味わうケースもあるそうです。

宇宙服を着用しないとすぐに死んでしまいます!

宇宙空間で宇宙服も着用しない状態で漂った場合となると。

そのような場合、血液の酸素が使い果たされるまで15秒しか掛からないと考えられます。

2分も経過すると、回復不能な損傷を受ける事になってしまいます。

これについては息を止めないでいた状態での話です。

例えば息を止めれば、肺の中において残っている空気が膨張して肺は炸裂してしまいます。

圧力が一切無いため、10秒も経つと身体の中の水分が蒸発し始めます。

また唾液が沸騰したり、日焼けしたりとか、減圧症が起きたりというような副作用さえも。

宇宙は凍てつく世界ですが、人体は即座に凍ったりしません。

もしも宇宙空間で死亡してしまったとすれば、体は腐らずなくなりません。

死体は宇宙を漂流する事になるのです。

そのうち温度が異なれば凍るか、ミイラ化するでしょう。

その状態で長い長時間に渡る宇宙を放浪することになります。