【蘇生】人体冷凍保存。将来、蘇生を願い!実態とは・・。

人体冷凍保存のイメージ

「蘇生技術」「テクノロジー」を駆使して人間をこれまでになかった次元に躍進させるといった思想「トランスヒューマニズム」フェイスブック設立者の「マーク・ザッカ―バーグ氏」、自動運転車を研究開発するテスラモーターズ取締役の「イーロン・マスク氏」等、業界の大物達も共感している「トランスヒューマニズム。」

3年前のアメリカ大統領選挙に出馬した「ゾルタン・イシュトバン氏」が提唱してから、一躍注目を集めているのです。

「ゾルタン氏」は直撃取材で『私達は自身の体をアップグレードを開始する。およそ5年後には「義手や義足」を付けるために問題のない健康な手あるいは足である自分の体を切る人が出てくるだろう』という事を述べているのです。

それから、ゾルタン氏は「私達の究極的な目標は今までになかった「蘇生技術」「テクノロジー」で死を克服することである」だとも話し、私自身がもしも今死んでしまったら、「クライオニクス」すなわち「自分を冷凍保存して、未来で生き返る事を待ち受ける」と言っているのです。

別世界の事だとイメージしてしまう人体冷凍保存。

実際にどのよ人体冷凍保存を行うかを具体的に紹介させて頂きます!

人体より全ての血液を抜き、液体窒素の充満されたポットの中に・・・

 
一番初めは運ばれてきた「遺体の損傷」を防止するのに氷風呂に入れて、予備冷却。

それから、機械で胸部を圧迫、身体全体に血液と酸素を循環させます。

引き続き血管に特殊な機械を繋ぎ、人体より全ての血液を抜きつつも凍結を防止する為の特殊な液体クライオプロテクターと入替えるのです。

冷凍時に体の中に血液が残っていることは、血管が炸裂したり細胞を損傷する事が考えられるために行うのだそうです。

そのうえで液体窒素を部屋に流し込み、3時間費やして遺体をマイナス124℃に冷却。

一番最後にアルミの容器で包んだら、液体窒素で満たされマイナス194℃になるようにコントロールされたポットに入れます。

それから後は、科学技術が進化を遂げて蘇生する未来をただひたすら待機するのみというわけです。

クライオニクス設備を提供するロシアのクリオロス社の代表はこのように語ります。

「私達がクライオニクスを起こした2003年以降、64人を冷凍保存してきました。前日も1人、ベラルーシ生まれで30歳の女性を冷凍保存した。

モスクワでバイクに轢かれ即死であったといい、死後30分に連絡を貰った。

生前に当人が冷凍保存を考えていたらしく、夫が契約を交わした」。

もうすでに日本人女性が人体冷凍保存中

 
コストは1人あたり体全体が約400万円で、頭部や脳のみで約200万円。

保存継続期間は「蘇生するその日迄」あるいは「科学的技術的に蘇生するのがまぎれもなく不可能だと明らかにされるまで」だと言われています。

又、契約さえすればどんな人でも冷凍保存していただけるといい、もうすでに「ミチコ」という名前の日本人女性が冷凍保存されていると言われています。

同社のホームページでは、日本で一番最初のクライアントとなったミチコさんはその当時87歳。

契約したのは54歳の息子で、米国在住で「スタートレック」シリーズを観て「クライオニクス」を知った兄の思いが決心を促したのであるというのです。

脳の情報をデジタル化して永続的に生存し続ける

 
日本で唯一、ロシアのクリオロス社と組んで冷凍保存をサポートしているのが、日本トランスライフ協会。

トランスヒューマニズムに関する事業をしており、人間の能力の発達、生命の延長の分析を行なっております。

同協会は、クリオロス社の施設を訪問した事があるようで、このように述べております。

「ロシア人は実利的なので、倉庫に遺体を入れるものがごちゃごちゃ置いてあるというような感じです。

ひとつの容器の中にあらゆる国の人達、何名かが頭を下にして入れられていた。本当に出来るのかと言われる議論も伴うが、KrioRusも他の団体も、自分たちが蘇生させると言っていた。実現できない事を証明することも科学の世界においては極めて難しい」

生前に冷凍する事は法律上、困難で、オーストラリアにおいては生前に冷凍を行う事の良い悪いを最高裁まで争い、敗訴したこともあるそうです。

「日本国内の社会、法律では遺族の権利が物凄く強く、生前に細心の注意を払ってご説明する。ご遺体を国外に送り出すケースでは、書類の用意から申請・許可に2週間程掛かるので、死亡されたらできるだけ早く冷却し、マイナス80℃で保管しておく。空輸中はそこに至るまでは出来ないので、ドライアイス等で0℃以下にして送り届けた」。

又、頭部や脳の保存に関わるところでは、脳の情報をデジタル化してコンピューターにアップしておきさえすれば「意識・思考」が永続的に生き続けられるというような「マインドアップロード(精神転送)」の実証が試みられているのです。

研究しているのは脳科学者の渡邉正峰・東京大学大学院准教授で、現在のところ、マウスを使って意識をアップしようとしております。

「早ければ5、6年で、そこから猿に移って10年位。最終的には人間で試みるに値する時期は20年後位にくればと予想している」と述べていました。