「自動化される仕事」で職業がなくなる仕事って何?

ロボットが仕事をしているイメージ

「およそ10~20年くらいで、従業員の職業の内50%程は機械の自動化が進む事によって、取って代わられる!」と言われているのですが、みなさんはそのような事を伝えられて、信じられるでしょうか?

ですが、すでに2013年にオックスフォード大学工学部の「マイケル・A・オズボーン准教授」は発表論文の中において基本的にアメリカの情報を踏まえてではありますが、これから10年から20年位で今は社員がしている職業の内約47%程が、「人力」から「コンピュータに伴う自動化」へと変化するといった推測をしています。

この推測は2019年今日でも数多くのマスコミがテーマにしていますからもしかすると耳にした事がある人も少なくないのではないでしょうか。

なお国内においても「オズボーン准教授」から協力を得て、「株式会社野村総合研究所」がいずれも推測を行うと、日本においては実際現在49%の従業員が担当している職業が自動化されるのではないかという推察をされたと言われています。

それでは具体的にどんな「職業」なのか?気なるところですね・・。

それでは、紹介させて頂きます!

運転走行・運送・配送関係は100%自動化する!

なにより日本の職業を考えた時、完全なる自動化になるのがおそらく、「タクシー」だけではなく「バスの運転手」そして「電車運転士」等を含んだ「運転関係の職業」は有力だと推測される。

もっと言うなら同様の運転を主体とした仕事の、「郵便物」とか「宅配便」「新聞等の配達員」というような「運送関係」の職種が比較的可能性が高いでしょう。

「自動車」の自動運転はまもなく実現化が行われそうな技術でもあって、事実「カーナビゲーション」の技術とセッティングするようにすれば規則どおりの経路を所定の時間で乗客を乗り降りすることが可能で、「料金」を入れると目的地を設定した場所まで運転してくれる等、「バスやタクシー」あるいは「電車」等は急速に「自動化が展開される確率が大きいと考えられます。

運送関係でも受付で荷物の送り先を記載することで、後は自動的に行き先別で区別したりして船や航空機等で運び、更にはエリア単位で配達するロボットカーとポストや玄関先まで荷物を運ぶロボットの組み合わせという手段で現在の人の手でこなしている各自のプロセスに合致する機械を導入すればほぼすべての一連の流れを自動化することが出来ます。

当然人の目が届かなくという事でこういう自動運転が不法行為等に悪事に使われる恐れもあるでしょうが、そのような場所のパトロールなんかもAIやロボットを活用した上で機械と力を合わせて悪意のある利用を防御している人間の警察や警備員といった、新しい技術が必要な人間の職業が生じる可能性もあります。

カスタマーセンターで働くAIたち

電話が掛かってくる内容に合うようにして柔軟性のある対応を要求されるカスタマーセンターの従業員は、人間が行なう対応が求められる感じに感じられやすい仕事と考えられるかもしれません。

しかしながら、AIの発展によりむしろカスタマーセンターは、「人力を省ける」場所へと変わりつつあります。

最も自動化の余地が必要なのは最初の対応なので、お客様がどんな事を希望しているかを確かめた際にその電話を処理できる人に繋ぐか、もしくは予め用意した解答の中でマッチしたものを選択して対応するといった業務なのです。

受電を主力とするカスタマーセンターにおいては、今まではその業務に労働力の大部分を割かれてきました。

もとろん中には多数のクレームもあって、どんなにそれがひどいものでも人の手で応えなくてはいけませんでした。

従いましてカスタマーセンターは膨大な手数を必要としながらも、労働者の定着率が高くない職場の一つとなっていました。

ですがAIが行なう初期対応が一般的なものとなったら必要な人材はむしろ人数より専門性なので、専門知識がある人間しか対応できない用件だけに時間もエネルギーを使う事ができるようになります。

逆に、営業等の発信業務は自動化が困難で相手のプロフィールや性格に合わせた会話の進め方も異なります。

そのようなお客様の心をとらえる必要のある職業は、今でもしばらくは人間の役目に違いありません。

「公務員」であろうとも自動化されてしまう?

公務員という職務とは、自動化というのは難しい。人間の対応を要する仕事といった認識であると思う方が多いのではないでしょうか!

実際のところを言えば、カスタマーセンターと同じく自動での対応ができる「書類の発行」もしくは「事務手続き」が多くの分量を占めています。

当然、住民と直に喋ったり、適した支援や申し込みが何か確認する事は人間の力が重要な範囲だとも言えます。

しかし、いまでは数多くの公共機関、特に自治体では、一切合切の業務を人力だけで行う事については限界が来つつあります。

正規スタッフさえも時間外労働が増加しても残業代支給さえ無く最低賃金と同じ時給で仕事をする非正規雇用の職員も多い。

今日では、むしろ限界を上回っていると言えるのではないでしょうか。

ところが、マイナンバー制度が現実化したことで、各公的機関等に分散している個人情報を統括することを狙った第一歩については「踏み出す準備ができた」程度の状態とは言えます。

例えば公共機関の個人情報がマイナンバー経由で管理されて完璧にセキュリティをかけた上で閲覧可能になれば、いままで別々に保存されていた市役所や年金事務所、ハローワーク等を1つの「システム」に変更する事で手続きのために複数の事務所を渡り歩くこともなく、シンプルな手続きについてはコンピュータ上で完了する事が可能になるのかもしれません。

相談したい事があるなら、予約を入れたうえで専門の相談員に相談に乗って頂けるような、人と機械の棲み分けによって快適になる分野のひとつが公的機関であって、公務員の職場環境かもしれません。

スーパーマーケットのスタッフもロボットに?

スーパーマーケットへお買物に行くと、何人のスタッフさんとすれ違いますでしょうか?

「品物の入れ換え」「点検」「掃除」「レジ」「サービスカウンター」至極当然裏方においても「調理」「食品加工」「事務」等の職務が存在します。

しかしながら、スーパーマーケットの仕事はほとんどが「ルーチンワーク」俗にいう「原則的には同じ事を繰り返す」仕事内容になります。

具体的に言うと「商品の入れ換え」「規則に従った時間」になされ、だいたいはお惣菜等も毎日同じ内容のメニューが並べられます。

その事からスーパーマーケットのスタッフさんの大半がロボットになってくるのは、それほど遠い未来の事ではないかもしれません。

2018年1月22日にAmazon GOの1号店がアメリカ・シアトルに営業開始しました。

Amazon GOの1号店は「レジに人が存在しない無人のコンビニなのです。」お客さんは、棚からご希望の品物を取ってそのまま店外に出さえすれば清算が完了するもので信じられない商店がもうすでに現実のものになっています!これについては24時間営業の「スーパーマーケット」「コンビニエンスストア」の問題と言える「人件費とセキュリティのバランス状態」の解決の一環となるのではないでしょうか。

それとは逆に「人においての接客」がハイクオリティー店のシンボルとなる!

そのような時代が将来訪れるかも知れないのではないでしょうか。

お料理や芸術も自動化の時代

ロボットもしくは機械のみでお食事を調理する料理店・・。
イメージすると全然高級なイメージは感じないような印象です。

しかし、具体的に言えば「ファーストフード店」とかであったならば寧ろ、自動化が出来る事でいつでも同じレベルのお料理が食べることができます。

更に、大きい料亭や料理店ともなれば野菜の皮むきや食器洗い等細かな仕事も増えてしまうでしょう。

そのような単純作業的な仕事を機械に行って貰って、高い腕前をもち合わせた料理人が主力の料理をするという感じで、「機械と人間の分業制」が料理の領域でも想定されています。

芸術なんかも現代でこそ個人制作が主流となりますが、元々は大規模な絵画や彫刻等は弟子を含め工房全体として成し遂げる事が一般的に行なわれていたため、安易な作業を機械に任せる事はかえって自然とも考えられます。

現実に、デジタル作画や3Dプリンタ等により表現される芸術作品も数を増えつつあります。

だからと言って、料理や芸術の世界においては現在でも「徒弟制」のような俗にいう下積みの時期に技術を向上させる事が一般的でありますので、単純作業を機械に頼る方法で、現場のパターンをとらえるというような新人教育の場がなくなる恐れもあるでしょうから、ピッタリの着地点を見つけ自動化を取り入れていく迄には、もう少し時間が掛かる分野だと言えることも考えられます。

AIや機械によって人の職業を「奪う」ことになるのでしょうか?

以上ご案内してきました様に技術的には「10~20年」で自動化や機械化が出来る職種については数多くあるのです。

過去、作業で行なってきた組立てや塗装等のようにそのほとんどは機械により行うようになった仕事はたくさんあって、更に機械の活躍が増すのは自然な流れなのではないでしょうか。

ところが、機械を利用した自動化においては「導入費用」つまり最初にセッティングするための資金が必要であり、一過性としては人を雇ったほうが安いと思えばかえって機械化は進まない確率が高いことになります。

しかしながら、今日ではむしろ人々が無理して多くの時間働かないと継続できていない職場さえもたくさん存在していて、可能であるなら仕事の自動化を可能にする事で労働者の時間にゆとりがもたらされることになりますし、結果として「人間しか不可能な仕事」を習得したり拡張させる事が出来ることでしょう。

機械でできる箇所の自動化、それは寧ろ私達に「人間らしい」働き方を復活させてくれるはずです。