「火星」が人類の移住先候補なのですが現実的には・・。

火星が人類の移住先候補のイメージ

人類は1969年において世界初、月面着陸を実現し、成功したのですが、その時点から約50年が経過しました。

人類が次の目標として、到達をターゲットにしているのが「火星」なのです。

最も早くて、2030年代中には世界最初の火星着陸が達成出来る予定だというのです。

といったことで本当に期待感が持てる話なのですが、隣の惑星だとはいえ「火星というのはいったい、どのような星なのでしょうか?」

と思う人も多いと思います。本日は、火星という星は、どういった星であるのかを突っこんでいこうと思います。

どうぞ、よろしくお願いします!

【火星】人類の移住先候補のひとつ「火星」とはどんな星?

火星は地球人が将来的に地球以外の惑星に移り生活する事になった時、第一候補となる惑星の一つに挙げられている惑星ですが緑や海が存在する地球と比較すると火星の環境はかなり地球と同じではありません。

基本的に火星は地球とは異なり重力が地球の約3分の1位しかないと思われます。

更にそんなことだけじゃなく気圧が低いことや温度が低い事も含め、地球とは大きな違いがたくさんあると思うのですが、実際の理由として、火星の重力の弱さが原因だったと考えられています。

他には、火星の空気は地球と比較してみると、極めて薄くしかも酸素さえほとんど無く、大気95%は二酸化炭素になります。

もしも宇宙服着用せず火星に降り立った途端に呼吸が出来なくなり、意識を失い2~3分で命をなくしてしまいます。

他には火星の気温は非常に低く平均気温はマイナス53度になります。

地球で言えば「南極の平均気温」がそれ位の温度という事からこの寒さがどんなに寒いか理解出来ると思います。

火星には「四季が存在する」

火星には地球と同様に太陽に対しては自転軸を傾けた状態で公転を行なっている故に季節があります。

けれども火星の「1年(公転周期)」は地球の「1年」の約2倍の長さ(1.88倍)ですから地球の1年は365日ですが火星の1年は687日になってしまいます。

だけど火星の平均気温は-53℃なのと、夏の最高気温は「27℃」冬の最低気温については-133℃にまでなってしまいます。

更に四季と言いますが・・・冬になると極地方で夜が数カ月間継続し大気全ての25%までもが固まって厚さ数メートルに到達するくらいの二酸化炭素の氷(ドライアイス)の層を作ってしまいます。

その後極地方の冬が終わればドライアイスは昇華してしまい極地方においては400㎞/hに及ぶ強風が襲ってきます。

尚且つ、このような季節活動に影響されて大量の塵(ちり)や水蒸気が運ばれてきて、地球みたいな霧や巨大な巻雲に見舞われます。

かような物凄い環境ですが四季が存在しているという事です。

火星人が存在する可能性

火星の南極における厚みのある氷床の底になると、液体の水がたっぷりの湖が存在しているのだと専門家によって伝えられています。

氷床下の湖は地球の南極やグリーンランドでも存在していてそこでは細菌が発見されており、火星において同じ湖が見つかれば生命発見可能性が高まります。

なお氷床湖の大きさはミシガン湖の2倍に至るまでのかなりの大きさだと言われています。

更に、火星に伴う隕石の中で最古の元とされる南極で見つけ出された「アラン・ヒルズ隕石」だと火星においての「生命活動」の痕跡(微生物の化石っぽいもの)が見られると示唆する研究結果も公表されています。

火星の「月」とは2つ存在する!

火星の1日とは地球と比べて40分間、時間が長くあります。

1年間は687日あるわけですが更に驚くべきは火星に対しての「月」が2つ存在している事なのです。

火星の周辺をグルグルと廻る、小規模の2つの衛星が、第1衛星を「フォボス」、第2惑星を「ダイモス」と言われています。

けれど火星側から目にすると衛星「フォボスとダイモス」の動きは地球の衛星となる月の動きとは全然異なります。

「フォボス」は西より、のぼって東へ沈み、11時間経過すると再度、のぼるのです。

しかも、ダイモスの公転周期を言うと、約30時間で東よりのぼりますが公転が火星の自転より遅れる影響で西に沈む迄には2.7日も必要となります。

それからおよそ5.4日後に再度のぼるというわけです。
そんなふうにどちらも異なったパターンをを行うため2つ並行して見えるというような神秘的な現象が引き起こされることも考えられます。

ところで、「フォボスの火星」からの距離は約6000㎞という太陽系の中において一番惑星の近辺を周回する衛星であるので可能性としては火星の潮汐力の影響で壊滅してしまうと言われています。

火星とは二番目の地球にはなり得ない?

宇宙が生まれたとされるのは約138億年前と定義されていますがその後しばらく経過してから、この宇宙に太陽が生まれそうして、この太陽の周りを浮遊していた多くの岩石が衝突し重なり合って私達の地球や火星が作られました。

そんな状態になったのが、約46億年前のことなのです。それから実のところこの誕生初期段階の火星において、現時点に比べて温暖な気候状況が保持されていて、地球同様、海があったと言われています。

地球の命は地球が生まれてから約8億年経過してから誕生したと言われているわけですが、例えば火星が地球と同じ環境だったとするならば、火星においても地球と変わることのない生態系が形成されていたとしても違和感はありません!

しかしながら、そのようにはなれず、むしろ火星が寒冷の星に陥ってしまった原因は火星の「重力の弱さ」が主な原因でした。

なぜかというと、地上に覆いかぶさる大気は始めは火山活動により爆発する気体等より生み出せていたがこれが終われば、それ以降はこの大気をどうやって地表に留めおけるのかが重要になってきます。

誰しも理解されていると思いますが、宇宙においては大気が一切ありませんので宇宙より大気が流れ込んでくることなどありません。

ところが、火星の重力は地球の三分の一であり、弱すぎるため、大気が段階を経て地表を離れて、宇宙空間へと流れてしまいました!

私達は日常、大気の重量などを感じる感覚はありませんが大気を作っている成分も綿密に言えば、重量が存在しますから、これを天体が保持するには重力が極めて必須となるのです。

更には、何億年と経過する内に時間をかけて大気を失してしまった火星はその事と同時進行で、大気に伴う温室効果までも失してしまったというわけです。

要するに、太陽よりエネルギーが放射されてもこれを熱とし溜めておく事が不可能なのです。

そういう理由から、段階を経て火星はジワジワと冷えていき豊富に存在していた水の大半は個体という形で今は地中に寝ていると言われています。

おそらくこのような過酷すぎる環境なので二番目の地球になる事は出来ないであろうと考えられるのではないでしょうか!

火星が赤くみえるわけとは!

火星はかねてから赤い星とし研究されていた事が理解されていて、この真っ赤な色が戦火や血をイメージさせるという理由から数千年のメソポタミアの時代に戦の神「ネルガル」というネーミングが与えられそれ以降、火星においては戦の神の名称が各文明で名付けられてきたのです。

今火星が「マーズ」と紹介されていることだって、ローマ神話についての戦の神「マルス(mars)」の肩書きに派生してるのです。

そのうえでこんな火星が赤い事は、その地上にある「砂や岩」が赤く映ることが原因であり、これらに関しては「酸化鉄」をたくさん含む影響で全体的に赤く見えているという事なのです。

酸化鉄というのは、シンプルに言うと「赤さび」ということを指します。
ついでに申しますと、アメリカ南西部に存在するコロラド高原からすればまさしくその酸化鉄をたくさん含む「砂や岩」が広がる地域が存在します。

火星のイメージ
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